通電式キー/Voltaic Key
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タップ能力持ちアーティファクトの、最高の相棒ともいうべきエンジンキー。
ただアンタップするだけなので一見強そうには見えないかもしれないが、これが極めて強い。なにしろアーティファクトの種類、アンタップの必要条件を問わないのである。
このアーティファクトが真価を発揮するのは起動型のマナ・アーティファクトと組み合わせた時。特に、ウルザ・ブロックには2マナ以上出すアーティファクトがたくさんあるので、それらをアンタップしてもう一度マナを出すだけでかなりのマナ加速になるのだ。その中でも厳かなモノリス/Grim Monolithとの相性は抜群であり、実質2マナをこのアーティファクトから出せることになるため、Sol Ring同然の動きをするのである。
マナ・アーティファクト以外にも、ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossusのアンタップ・コストを踏み倒しつつ擬似警戒持ちとして働かせたり、大量マナとともにファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorを1ターンに2回起動したりとやれることは多い。
電気の止まった機械を動かすのに、まさに最適の「鍵」なのである。
- 調整すると電位式キー/Galvanic Keyになる。
- 自身を対象に起動することでマナ・バーン回避もできる。
- 通称「がちゃこん」。もとは、金澤尚子先生の“自分にしか通用しない”呼び方だったのだが、月刊ゲームぎゃざでそれをネタにしたコラム(漫画)が掲載され、全国区の呼び方となった。
1999/07/01より、ウルザ・ブロック構築で禁止カード。同年10/01より、ヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カード。しかしType1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されておらず、ヴィンテージでも2007/06/20に制限解除。