続・食肉鉤虐殺事件/Meathook Massacre II

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2024年12月20日 (金) 21:13時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
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Meathook Massacre II / 続・食肉鉤虐殺事件 (X)(X)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のエンチャント

続・食肉鉤虐殺事件が戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれクリーチャーX体を生け贄に捧げる。
あなたがコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、3点のライフを支払ってもよい。そうしたなら、そのカードをあなたのコントロール下で最終(finality)カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。
対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体が死亡するたび、そのプレイヤーは3点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、そのカードをあなたのコントロール下で最終カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。


食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreに続編が登場。2ということでマナ・コスト色拘束を含めて丁度2倍の伝説のエンチャント

全体除去クリーチャー死亡に反応する能力という前作からの共通点を持つがこちらは布告形式。火種クァドラプルシンボルな上にXの効率も悪いので実際にリセットカードとして使うのは難しい。通常のデッキであればX=1、終盤に2で唱えることが出来れば上々というところで、大抵はリアニメイトを行う誘発型能力を目当てに採用することになるだろう。

自分のクリーチャーが死亡した場合は自分が3点のライフ支払うことで最終カウンターを乗せてリアニメイト。もちろんこれ自身が戦場に出た時の布告除去生け贄にしたクリーチャーにも誘発してくれる。繰り返し使おうとするとライフを補給する手段が必要になるが、やはり1枚が2枚分の仕事を果たしてくれるようになるのは嬉しい。何かしらの手段で最終カウンターを取り除くことが出来るなら、ライフの続く限り使い回すことも出来る。

対戦相手のクリーチャーが死亡した場合は、そのプレイヤーが3点のライフを失うことを選ばない限り、やはり最終カウンターを乗せてこちらの戦力としてリアニメイト。最終的な決定権は対戦相手にあるが、失わなかった場合は戦力を逆用できる上に、最終カウンターのお陰で対戦相手側の使い回しも防ぐことに繋がる。元々はコンスタントな除去を得意とするということで、特にビートダウンデッキ相手は相応のプレッシャーをかけることが可能。

トークンを主力にしたり、ノンクリーチャーに近いデッキ相手は対戦相手の戦力を逆用する部分については腐る危険もあるので、基本的には自分のクリーチャーを再利用することを想定することになる。一見すると相当に重く、実際に除去を狙おうとすれば相当に効率が悪いのだが、使い回せるリアニメイトカードとして考えると4マナというのはむしろ軽い部類。多用しすぎるとライフを圧迫するので、構築ではミッドレンジのように、クリーチャーを利用するが横並びは然程狙わないデッキを中心とした採用が見られる。色拘束の強さもあって主に単色デッキに向くが、登場時のスタンダードには優秀な基本でない土地が存在するため、2色ぐらいであればそこまで深刻な事故を心配せずに運用が可能。

  • モダンホラーの特徴の1つである「作品の続編が大量に出る」という点を元にデザインしたカード[1]
  • 名前とマナ・コストがあまりに名前欄を圧迫したため、食肉鉤虐殺事件/The Meathook MassacreのTheが省かれている[2]

関連カード

参考

  1. @ofsaintdraft(X/Twitter 2024年9月26日 Jeremy Geist)
  2. @ofsaintdraft(X/Twitter 2024年9月26日 Jeremy Geist)
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