第4版
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第4版/Fourth Edition
初めて日本語で印刷された、4番目の基本セット。
デュアルランドなどのリバイズドの強力なカードが沢山落ちたのにアンティ関連や1枚制限だったカードが残っている変なセット。 例えば、精神錯乱/Mind Twist、天秤/Balanceが継続して収録されているし、アンティキティーからミシュラの工廠/Mishra's Factoryや露天鉱床/Strip Mineが再録されている。
有効な壁が充実するセット。壁と支配魔法/Control Magicのため、これから始めたプレイヤーはクリーチャー不信になりやすいとの噂。
- 白マナのシンボルが変更された。
- 日本語版では限定版の黒枠と、通常版の白枠が存在する。 切り替えが第5版発売の数ヶ月前になってしまったため、白枠が黒枠よりも出荷数が大幅に少ないという逆転現象が起きている。
- マジックの国際的展開を本格的に意識したセットでもあり、それを意識したさまざまな変更・オプション発売がなされた。
- タップシンボルが、『右回りの矢印』の絵文字に変更された。 これ以前は『タップ』の頭文字の"T"をシンボル化していたが、英語以外の言語では必ずしもその頭文字ではないため。
- 宗教的に問題のあるカードが削除・もしくは修正された。 例えば「Demonic(悪魔的)」を含む名前のカードは全て削除されたし、それを象徴するようなシンボルが描かれたカードのイラストも変更された。
- クロニクルやルネッサンスといった、国ごとの展開状況をフォローするようなカードセットが作られた。
ブースターパックのパッケージに初めてカードイラストが使用された。使用されたイラストは
- 英語環境用に、スターター相当のデッキ2つ・ライフカウンター用おはじき(青と水色各20個)・おはじきケース・ゲーム解説書の同梱されたギフトボックスが販売された。
おはじきケースである巾着の材質は数種類あり、またホームランド2パック同梱の物などマイナーなバージョン変更を繰り返した。パッケージ外観は4版スターターをそのまま大きくしたデザイン。 日本語環境用では、構築済みデッキ2つとゲーム解説書の入った入門セット(カードは白枠)が販売された。英語版とは違い、ライフカウンター等は同梱されていないが、その分サイズが小さくなっている。内容が構築済みのため比較的売れ残った。
1995年4月発売(日本語版は1996年4月発売)。全378種類(基本土地の絵違い含む)。