胸躍る可能性/Thrill of Possibility

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2024年12月2日 (月) 01:24時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
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インスタントになった苦しめる声/Tormenting Voiceであり、その上位互換

定番ソーサリーのインスタント化ということで純粋に良質な呪文である。対戦相手マナを残していないタイミングを狙って唱えることで、苦しめる声の最大の弱点であった打ち消されると1:2交換になってしまうリスクを避けやすくなっているのは大きい。またこのカードの登場以降リミテッド青赤アーキタイプとして「1ターンで2枚以上のカード引く」が割り当てられることが多くなり、そういったセットでは相手ターンに条件を満たせるこのカードも大概収録される。

エルドレインの王権登場時のスタンダードではイゼット・ダブルドローの回転を支えるのはもちろん、苦しめる声や航路の作成/Chart a Courseと入れ替わりでの登場であるため、これらが必要不可欠であったイゼット・フェニックスにおいては単純な代替として価値が高い。ただし、弧光のフェニックス/Arclight Phoenixとの兼ね合いからインスタントである利点は活きにくく、さらに約束の終焉/Finale of Promise採用型の場合、ソーサリーの定番指定先であったこれらの完全な代替にならない問題もある。

テーロス還魂記にも続けて再録。こちらのリミテッドでは墓地が増えることに意味がある他、青赤のテーマである「あなたターン以外に呪文を唱える」ことを手札を減らさず達成できる。

ファウンデーションズでも再録。やはりにドローを参照するカードが多いが、ゲームが長引きやすくマナフラッド受けに乏しい環境なので相対的な価値は高め。

参考

  1. 『テーロス還魂記』のプロモ(Daily MTG 2020年1月9日)
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