生体材料の突然変異/Biomass Mutation
提供:MTG Wiki
+1/+1カウンターによる強化はサイズ変更効果の後に適用されるため、+1/+1カウンターを多用するシミック連合/The Simic Combineのカードには相性がよいものが多い。特に元のパワーが0の神出鬼没の混成体/Elusive Krasisや雨雲を泳ぐもの/Nimbus Swimmerなどは、X分だけパワーにプラス修整を与えるに等しく、エンドカードになり得る。また、逆にXを小さくすることでサイズを下げ、進化の誘発条件を満たしやすくする使い方も考えられる。
同様の能力を持つ鏡の精体/Mirror Entityはウィニーデッキの全体強化に使われた。クリーチャーではない分取り回しは悪いが、奇襲性が高いこれが同様の使い方をされるかは環境次第か。
- 種類別によりこれにより変化させられたP/Tに、修整や+1/+1カウンターの分を加えたのが最終的な値となる。
- ギルド門侵犯のレアの混成カード中、唯一混成マナ・シンボル部分が3マナではなく2マナ。
- カード名は誤訳の可能性がある。"Biomass"は一般的には生態学用語の「生物量」として訳されるが、「生体材料」だと人体に移植するための非生物の素材(人工骨、人工関節など)を指すことになり意味が通らなくなってしまう。イラストやフレイバー・テキストから示唆される「研究対象の生物のサイズが急変している」さまを表現しようとしての訳出であろうか。
「太古の姿への先祖返りか? 来たる進化の兆候か? それとも現在が束の間の変化を見せているのか?」― 育殻組のヴォレル・マガ