古伝戦争の御神体/Go-Shintai of Ancient Wars
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伝説のクリーチャー エンチャント — 祭殿(Shrine)
先制攻撃
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたとき、プレイヤーやプレインズウォーカーのうち1つを対象とする。古伝戦争の御神体はそれにX点のダメージを与える。Xは、あなたがコントロールしている祭殿(Shrine)の数に等しい。
神河:輝ける世界の祭殿サイクルの赤。プレイヤーかプレインズウォーカーに祭殿の数に等しいダメージを与える。
クリーチャーを焼けないのでボード・アドバンテージは得られず、マナも消費するが、勝利に直結する能力。特にクリーチャー同士の睨み合いになりがちなリミテッドでは、最低限の戦力になりつつじっくり本体を焼ける。もちろん、他の祭殿と併用できれば効率は更に上昇する。支払いも任意なのでマナが必要なら支払わなければよく、見た目よりも便利。
構築ではじわじわ焼く余裕はまず無いが、祭殿を並べやすく効率を上げやすい。プレインズウォーカーもリミテッドに比べ遭遇率が高く、戦場に干渉できる割合も上昇する。ただし他の祭殿にも言えることだが、除去耐性はほぼ皆無であり除去の手段もリミテッドより遙かに増えるため、頼り切っているとあっさり瓦解させられかねないことには注意。
ルール
- 祭殿はエンチャント・タイプであり、クリーチャー・タイプではないことに注意。このカードはクリーチャー・タイプのないクリーチャーである。
- 誘発型能力は再帰誘発型能力を含む。マナを支払ったときに新たに能力が誘発し、最初の能力の解決後にダメージを能力をスタックに置き対象を選ぶ。対戦相手はどのプレイヤーかプレインズウォーカーにダメージを与えるかを知ってから対応することができる。
- 祭殿の数は解決時に参照する。
関連カード
サイクル
神河:輝ける世界の御神体サイクル。伝説のクリーチャー・エンチャントで、祭殿のエンチャント・タイプを持ち、クリーチャー・タイプは持たない。あなたの終了ステップの開始時に誘発する、コントロールしている祭殿の数だけ効果が大きくなる誘発型能力を持つ。稀少度はアンコモン。
- 共同目的の御神体/Go-Shintai of Shared Purpose
- 逸失叡智の御神体/Go-Shintai of Lost Wisdom
- 隠避残虐の御神体/Go-Shintai of Hidden Cruelty
- 古伝戦争の御神体/Go-Shintai of Ancient Wars
- 無尽活力の御神体/Go-Shintai of Boundless Vigor
また神河:輝ける世界統率者デッキには、5色の固有色を持つ生命起源の御神体/Go-Shintai of Life's Originが収録されている。
ストーリー
古伝戦争の御神体(こでんせんそうのごしんたい)/Go-Shintai of Ancient Warsは神河/Kamigawaの神/Kamiが宿る祭殿(イラスト)。
数百年前、霜剣山/The Sokenzan Mountainsの反乱軍の一団が皇国/The Imperial courtの連隊の包囲下に置かれた。人員も物資も減少し、切羽詰まった彼らは援軍となる神を召喚できればと願い、小さな祭殿を建てた。古伝戦争の神/Kami of Ancient Warsが助けに現れ、燃える刃で彼らを武装した。反乱軍と皇国軍は何日間も戦い、雪の上に血が飛び散るたびにその神は喜んだ。ついに最後の兵が倒れたとき、どちらの側にも生存者はいなかった。神は今でもその山頂の祭殿に取り憑いており、新たな戦いを始めてあの瞬間の興奮を再現することを望んでいる。
登場作品・登場記事
- The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河:輝ける世界』の伝説たち(Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著)