魅力的な悪漢/Charming Scoundrel
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Charming Scoundrel / 魅力的な悪漢 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
速攻
魅力的な悪漢が戦場に出たとき、以下から1つを選ぶ。
・カード1枚を捨てる。その後、カード1枚を引く。
・宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
・あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ひねくれ者(Wicked)・役割(Role)トークン1つをそれについた状態で生成する。
速攻に加え、charm(魔除け)のようなcharming(魅力的)なモード能力を持つ人間・ならず者。
- 1つ目のモード
- 捨ててから引く、いわゆる赤ルーター。
- マナスクリュー対策には2つ目のモードがあるため、どちらかと言えばマナフラッド受けの側面が強い。ただし、恒久的なマナ源が欲しい場合は土地を引くためにこちらを選ぶとよい。
- 「捨ててもよい、そうしたら~」という書式ではないので、手札が0の状況でもカードを引くことができる。そのため消耗戦に強い。
- 2つ目のモード
- 宝物・トークンの生成。
- 2マナのクリーチャーが使い捨てだが妨害困難なマナ加速を行うことの強さは、ずる賢いゴブリン/Wily Goblinや裕福な亭主/Prosperous Innkeeperが示しての通り。強力な4マナ以上のカードが手札にある時に役立つほか、色事故の回避もできる。
- 3つ目のモード
- ひねくれ者・役割・トークンの生成。
- わずかな修整とはいえ単体強化とライフロスがセットになった攻撃的なモード。自身を対象にすることで2/2速攻+αとして振る舞うことも可能。ただしつけるまでに1/1のタイミングが存在するので、通常の2/2より除去に弱い。
速攻持ちであることも併せ、アグロ向けな全体像となっている。1つ目のモードでアグロの苦手とする後半戦の息切れを防止し、2つ目のモードは土地を切り詰めた構成であってもサイドボード後から重いカードを入れることを肯定してくれる。3つ目のモードでは自らアタッカーとなったり、味方を強化してブロッカーを乗り越えられる。汎用性は高いが、3つ目のモード以外では1/1になるのは弱点か。
また、モード3つのうち2つが自身と合わせパーマネントを2個出すものなので、祝祭との相性も良い。特に擬態する歓楽者、ゴドリック/Goddric, Cloaked Revelerとは色やアグロ向けの能力が噛み合っている。3つ目のモードは対象不適正でトークン生成が妨害されることがあるので、相手が除去を構えていそうなら2つ目のモードを選ぶのも手。
脚注
- ↑ @ChrisKMooney(Chris MooneyのTwitter 2023年8月23日)
参考
- 『エルドレインの森』のトークン(Daily MTG 2023年8月24日)
- カード個別評価:エルドレインの森 - レア