予備の短剣/Spare Dagger
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アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+0の修整を受け、「このクリーチャーが攻撃するたび、あなたは予備の短剣を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
装備(1)((1):あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
投げナイフ/Throwing Knifeの下位種。全ての数値が綺麗に半分になっている。
「投擲」すると1点ダメージを飛ばせるが、これ自体を失ってしまう使い捨て装備品。投擲はブロック指定前に実施することになり、相手は当然投擲で受けたダメージを踏まえてブロックを実施するので、これと戦闘ダメージとを絡めて相手のクリーチャーを倒すことは少し難しい。これを装備していたことによる+1/+0修整も失ってしまうことになるため、システムクリーチャーや先制攻撃持ちを潰すなど、使いどころを見極めたい。
そのままの性能で単純に使うにはかなり中途半端な威力なので、マンティコア/Manticoreやグリーン・ドラゴン/Green Dragonとの併用を考えたい。実は投げナイフとは微妙に違ってダメージの発生源が短剣自体でなく装備クリーチャーになっており、接死が多いリミテッド環境では確定除去の代用品に変換できる局面はかなり多い。ただし死神のタリスマン/Reaper's Talismanと足早のローグ/Lightfoot Rogueは攻撃に入った時点ではまだ接死が付与されていないため、スタックに詰む順番を間違えると悲惨なのに注意。
- 攻撃したときの能力は再帰誘発型能力を含む。能力をスタックに置く際に対象を選ぶことはなく、予備の短剣を生け贄に捧げたときに新たに能力が誘発し、最初の能力の解決後にスタックに置き対象を選ぶ。対戦相手はダメージを与える対象を知ってから対応することができる。