雪生まれの身代わり/Snowborn Simulacra
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MTGアリーナ専用カード
Snowborn Simulacra / 雪生まれの身代わり (X)(青)(青)ソーサリー
トークンでないパーマネントX個を対象とする。それらの複写をあなたの手札に創出する。それらのカードは「あなたは、この呪文を唱えるためにマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。」を永久に得る。Xの値が5以上なら、あなたの手札にあるそれらのうち1つを戦場に出してもよい。
アーティスト:Irina Nordsol
トークン以外のパーマネント・カードX枚を創出し、色拘束を無視するソーサリー。X=5以上なら1つ踏み倒すことができる。
ハンド・アドバンテージだけで言えばXドロー相当。火種が2マナというのはBraingeyserと同等、踏み倒しがある点も考慮に入れれば、コスト・パフォーマンスとしてはかなり優秀。
難点は過去のコピーカード同様、戦場にあるパーマネントと同じカードしか増えない点。対戦相手のものを使おうとするには展開を許す必要があり、青が得意とするコントロールデッキとは理念を逆にしてしまっている。自分のパーマネントだけを使えるぐらいに優勢な状況であれば、わざわざこれを使わずともそれなりに押しているだろう。元のカードのマナ総量などは無視するので、フィニッシャー級をコピーして踏み倒すことができれば、不利な盤面もひっくり返せることはあるという程度で、基本的には拮抗した状況でこそ輝くタイプの呪文といえる。
対象にするのは、別のオブジェクトであればカード名が同じものが含まれていても構わない。X=5以上にするために土地を選ぶような盤面では忘れずに。
リミテッドではクリーチャーが横に並びやすい上に、数が重要になりやすいので対象に困ることはまず無い。単純に手数を増やせる呪文ということで、色さえ合うなら即ピック級。ただしこれを唱えた瞬間には、盤面への影響は最大でも1枚分しか与えられない点には注意。
- 対象を増やすほど重くなる呪文の例に漏れず、暁冠の日向/Hinata, Dawn-Crownedとの相性が非常に良い。どれだけ対象を取れども常に2マナで唱えられるため、踏み倒しも容易になる。
- カードイラストはエルミンスターの似姿/Elminster's Simulacrumの流用。ただしエルミンスターの似姿と比べてズームアウトしている。