嵐風招来/Invoke the Winds
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基本骨格は色拘束の強くなった説得/Persuasionで、代わりにアーティファクトも奪えるようになり、ソーサリーなので後から対処されづらくなっている。おまけのアンタップはアーティファクトの起動型能力を即利用しやすくなっているが、速攻は得られず召喚酔いの影響も無視できないので、クリーチャーに対してはブロッカーとしての働きが1ターン早くこなせるようになる、という程度。もちろん速攻を持つクリーチャーであればアタッカーにもなれる。
ルール用語が初登場したセットに収録されたカードとしては珍しく、改善を単独で満たせない。これはオーラでなくなったデメリットとも言える一方で、神河：輝ける世界はエンチャントがテーマの1つである分、対策カードも大量に収録されている。コントロールを奪い返す手段が再度コントロール奪取を使用したり、君主今田の凋落/The Fall of Lord KondaのⅡ章が発動したりといった限定的なものとなったメリットでもある。
リミテッドで使うには、やはり他のサイクル同様に色拘束がきつい。対戦相手のボムレアを逆用できるのは心強いが、採用するのであれば相当青に寄ったデッキにしておきたいところ。
構築においては単にフィニッシャーが欲しいだけなら、青にも砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doomなどの強力なクリーチャーが存在している。対戦相手に依存する性質上、安定を取るならばそれらを用いた方が確実だろう。これを使うのであれば、やはり奪うという行為に攻防一体の機能が備わることを活用してコントロールに搭載しておくべきか。
関連カード
サイクル
神河：輝ける世界の招来サイクル。クァドラプルシンボルのインスタントかソーサリー。稀少度はレア。
- 報復招来/Invoke Justice
- 嵐風招来/Invoke the Winds
- 絶望招来/Invoke Despair
- 災厄招来/Invoke Calamity
- 古霊招来/Invoke the Ancients
