ホラー
提供:MTG Wiki
ホラー/Horrorはクリーチャー・タイプの1つ。その名の通りの、恐ろしく禍々しい形容しがたい存在である。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。
クリーチャー — 人間(Human) ホラー(Horror)
(T),エムラクールの福音者と、望む数の他のエルドラージ(Eldrazi)でないクリーチャーを生け贄に捧げる:これにより生け贄に捧げられたクリーチャー1体につき、無色の3/2のエルドラージ・ホラー(Horror)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
3/2伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel) ホラー(Horror)
飛行、警戒、接死、絆魂
あなたの終了ステップの開始時に、増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
初出はレジェンドの星界からの恐怖/Cosmic Horror。当時は他に類の無いようなクリーチャーはカード名=クリーチャー・タイプである事が多く、ホラーはこれとアライアンスのKrovikan Horrorぐらいしかいなかった。ウルザズ・サーガから異形のクリーチャーはホラーに纏められるようになり、第6版の隠された恐怖/Hidden Horrorなど再録でホラーに変更されたものもいる。オデッセイ・ブロックでは黒のナイトメアや「取り憑かれたクリーチャー」などで数を増やした。クリーチャー・タイプ大再編ではカテラン組合の傭兵の多くがホラーの仲間となった。異界月ではエムラクール/Emrakulの影響を受けて変質したクリーチャーが本来の種族に加えてこのタイプを併せ持ち、また人間がエルドラージ化したクリーチャーはエルドラージ・ホラーとなるようだ。種族寄りのタイプではあるが、ゾンビのように他の種族タイプと併記されることも多いタイプ(ゾンビ・ホラーも存在する)。
大半が黒のクリーチャーであるが、全色と無色のアーティファクト・クリーチャーにも存在する。
形容できない存在が属するタイプであるため、共通するようなカードデザインは無い。サイズも小型から大型までバラバラ。強いて言えばペナルティ能力やプレイヤー自身に何かを要求するスーサイド式のクリーチャーが多い。
部族カードとしてはホラー以外のクリーチャーを手札に戻す目覚めた恐怖/Awoken Horror、ホラー以外のクリーチャーの能力を失わせ2/2にするヘドロの怪物/Sludge Monster、ホラーかナイトメアが出るとライブラリー破壊を行う恐怖の顕現、ウンブリス/Umbris, Fear Manifestが存在する。
伝説のホラーはイニストラード:真紅の契り現在23体存在する(「伝説の(Legendary)・ホラー(Horror)」でWHISPER検索[注釈 1])が、これらに加え魂を喰らう墓/Tomb of Annihilationから生成されるトークンであるアトロパル/Atropalも存在する。
ホラー・トークンを生成するカードも多数存在する(「ホラー(Horror) トークン」でテキスト検索)。また、Delight in the Huntなど計略カードにも4枚存在する。異界月に収録されたものは共通して3/2の無色のエルドラージ・ホラー・トークンを生成するが、それ以外のカードでは色やサイズはまちまち。(→トークン一覧)
ホラーに変化したりさせたりするカードは隠れ潜む邪悪/Lurking Evil、森の悪霊の堕落者/Woodwraith Corrupter、ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem、ディミーアの魔鍵/Dimir Keyruneが存在する。
ストーリー
Insights from the Inboxによると、ホラーは身の毛のよだつ、黒に属した、ありうべからざる種々雑多な存在のことである。ホラーは、おどろおどろしい様々な発生源から誕生する可能性を持つとされる(発生源の例:狂人の悪夢。正邪の区別なき魔法研究実験。深く考えると狂気に陥る地獄界の深淵を探究する。物体と肉体の不浄な組み合わせによって生まれた下僕であり常識外れの構造物)。
姿形を見ると、隠された恐怖/Hidden Horror(イラスト)のようにおぞましいものから、疫病吐き/Plague Spitter(イラスト)のようにかわいらしいものまでさまざま。
脚注
注釈
- ↑ Whisperデータベース未登録により、検索結果にはMind Flayer, the Shadowが表示されません。