鏡の画廊/Mirror Gallery
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レジェンド・ルールを無効にするアーティファクト。これが戦場に出ていると、複数の同名の伝説のパーマネントをコントロールできるようになる。
伝説であるがゆえに1枚しか出ないことを前提にバランスが調整されているカードは多いため、そのようなものを選んで組み合わせたい。たとえば清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed、各種祭殿、魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal、セラの聖域/Serra's Sanctum等の伝説の土地、カルドラトークンなどが有望株だろうか。様々なコンボを生み出すことができる面白いカードなのだが、これ自身が重い上に単体では何もしないため、実戦レベルのデッキに採用されたことはない。
後の神河:輝ける世界にて、上位互換である鏡の箱/Mirror Boxが登場した。ここまで性能に差があると、5枚目以降としての採用も厳しいか。
- デザイン時には土地であったらしいが、いくらなんでもぶっ壊れすぎなので調整を繰り返され今の形に。
ルール
- 何らかの効果によって、このカードが(すべて)戦場を離れれば、再びレジェンド・ルールが適用されるようになる。
- これはあくまで「レジェンド・ルールを無効にする」ようになるだけであって、特殊タイプ「伝説の」が失われる訳ではない。
- 伝説のパーマネントであることには変わりないので、鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerが伝説のクリーチャーもコピーできるようなことにはならない。
- パーマネント以外(たとえば伝説のソーサリー)には何の影響も与えない。
- 一見不同の力線/Leyline of Singularityと相互作用を起こすように見えるが、全てのパーマネントが伝説になった上でそれの意味がなくなるだけである。
- 戦場に同種のパーマネントが出ることへの制限としては、他にワールド・ルールも存在するものの、鏡の画廊はそれには影響しない。
- 以前はプレインズウォーカーの唯一性ルールにも影響していなかったものの、イクサラン登場時に同ルールが廃止されて代わりにレジェンド・ルールが適用されるようになったため、鏡の画廊の影響を受けるようになった。
関連カード
全体のレジェンド・ルールを無視する効果を持つパーマネント。いずれも影響範囲はコントローラーのみ。
- 千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces - (3)(U)、伝説のクリーチャー。共闘と他のあなたがコントロールするクリーチャーのコピーとして出る能力を持つ。 (統率者レジェンズ)
- 鏡の箱/Mirror Box - (3)、アーティファクト。伝説のクリーチャーに+1/+1修整と同名クリーチャーに1体につき+1/+1修整も与える。 (神河:輝ける世界)
参考
- 鏡の画廊画の鏡(WotC社、2005年月文:Mark Gottlieb)
- Mirror Gallery(WotC社、2005年1月20日、文:Adrian Sullivan、英語)
- Card of the Day 01/24/2005(邦訳)
- カード個別評価:神河謀叛 - レア