湿地帯の血唱え/Marshland Bloodcaster
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Marshland Bloodcaster / 湿地帯の血唱え (4)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 邪術師(Warlock)
飛行
(1)(黒),(T):あなたはこのターン、次に唱える呪文のマナ・コストを支払うのではなく、その呪文のマナ総量に等しい点数のライフを支払ってもよい。
マナ・コストをライフでの支払いに変える吸血鬼・邪術師。元手2マナからライフの限り重い呪文を唱えられるので、やっている事はかのチャネル/Channelに近い。
流石にタップ能力な分、1度に1つの呪文にしか使えない上に、肝心のX呪文に対応していない点の使い勝手ではチャネルには大分劣る。それでも元手ライフ40点が与えられている統率者戦では、起動にさえ漕ぎ付ければ強烈な威力を発揮。起動2マナがあるので完全にタダにはならないとは言え、この程度のマナ負担ならば残したマナを踏み倒したカードの後続サポートに回すには充分。例えば唱えたファッティに速攻を付与して一気に勝負を決めにかかったり、無限への突入/Enter the Infiniteなどが通った後に繋げる定番である大地の刃/Land's Edgeの類や燃焼/Conflagrateのフラッシュバックを打ち込めるだけの最低限のマナなどを確保しやすい。
召喚酔いするクリーチャーである事はコンボパーツとしての脆弱さである事は間違いないものの、3/5飛行というシステムクリーチャーの割に地味に頑健なサイズは踏み倒しに費やしたいライフを守る役にも立ってくれる。吸血鬼でもあるので、これ自体すらも傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlordで踏み倒してコンボを速攻で始動する様な芸当もできる。
- フレイバー・テキストは、「more art than science(科学というよりは芸術だ)」と「artery(動脈)」を掛けたシャレ。
Blood magic is more artery than science.
血の魔法は術というよりも脈である。