無孤勢団の霊裂機/Mukotai Soulripper
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アーティファクト — 機体(Vehicle)
無孤勢団の霊裂機が攻撃するたび、あなたはこれでないアーティファクトやクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、無孤勢団の霊裂機の上に+1/+1カウンター1個を置く。ターン終了時まで、これは威迫を得る。
搭乗2(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が2以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)
初期サイズは搭乗も考慮すると並だが、攻撃誘発で他のアーティファクトやクリーチャーを生贄に捧げることで+1/+1カウンターが乗り威迫もつく攻撃的な性能。生贄に捧げない場合はバニラなので、アドバンテージを失わないよう工夫して、生け贄を前提に運用したいところ。
生贄に制限は無く、搭乗したクリーチャーをそのまま取り込んでしまってもよい。リミテッドなら、誘発を終えたETB能力持ちや、終盤には戦力外となる小型クリーチャーを生贄にして中堅クリーチャーを作り出せると考えて使うことになるか。攻撃時に限定すれば5/3スタートで、除去が少なく威迫持ちなことからファッティに育つ場合もある。
構築だと、トークンや死亡誘発など、生贄を有効活用する手段が増える。サクリファイスの他、宝物や手掛かりを直接盤面の戦力の強化手段にできるのはありがたい。イニストラード:真夜中の狩りで登場した腐乱・ゾンビ・トークンは特に相性が良く、1体で搭乗条件を満たし、場合によってはブロッカーとしても運用できる上に、生成手段・生成数ともに多めなので毎ターン生贄にしやすい。一方で除去手段が格段に増えることから、これ自体を除去されてしまう危険が増加。カード・アドバンテージを失いやすく、登場時のスタンダードにおいて採用されるほぼ全ての火力の射程圏内であることも合わせて注意。