病気の拡散/Spread the Sickness
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黒の除去でありながら黒のクリーチャーだろうとアーティファクト・クリーチャーだろうと破壊できるのは便利。しかし増殖のおまけ付きとはいえ少々重く、またソーサリーなので、構築での出番は破滅の刃/Doom Bladeや喉首狙い/Go for the Throatに譲ることになるだろうか。
リミテッドではトップコモンの一角。ミラディンの傷跡の除去は今一つ使いづらいものが多かったので、コモンでシングルシンボル、対象制限もないこのカードは貴重である。特に感染系のデッキではブロッカーを1体除去しつつ、手負いの敵軍を弱体化させ、さらに毒カウンターを増殖して勝ちに一歩近づける、と多角的なアドバンテージが得られる。もちろん他のカウンターを扱うカードとのシナジーも見込める。
- 唱えるには対象が必要なため、増殖だけが目当てで唱えることはできない点には気をつけたい。
- 対象が何らかの理由で破壊されなくても増殖は行う。ただし、クリーチャーが不正な対象になった場合は呪文自体が解決されない(立ち消え)ので増殖も行われない。
- イラストで倒れているのはティラナックス/Tyrranax(参考)。
- ミラディン包囲戦初出時はコモンだったが、モダンマスターズ2015再録時にアンコモンに変更された。
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - コモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - アンコモン