膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird
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クリーチャー — 奇魔(Weird)
あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、膨れコイルの奇魔はターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。これをアンタップする。
1/1軟体電極獣/Gelectrodeと同様の自身をアンタップする能力を持つ小型の奇魔。
素のサイズが1/1だが、能力にはパンプアップ効果もあるので、突然アンタップして2/2のブロッカーにもなれる。
スタンダードでは二重詠唱/Dual Castingと組んで呪文を3倍にするコンボや、Delver-Goにおけるアタッカーとしての利用が考えられる。
モダン以下の環境では極楽のマントル/Paradise Mantleとの組み合わせが強力。1マナのキャントリップ呪文を大量に入れておけば、キャスト・アンタップ・マナ生産を繰り返してデッキを回転させ続けることができる(Something's Weird About Modern/世にも奇魔なモダン語り)。
実質的に果敢を持っているため、赤単果敢では1マナ果敢クリーチャーとして採用されることがある。
特定の呪文でアンタップするのはドワーフ巡視部隊/Dwarven Patrolや燃えがらの紅蓮術士/Cinder Pyromancerの流れと思われる。
- "coil"は「とぐろ」と訳されるのがテンプレートだが、このカードでは「コイル」になっている。下記のようにイゼット団/The Izzetが電気器械も扱っているからか、あるいは単に奇魔だからか。
ストーリー
膨れコイル/The Blistercoilsは巨大な水車群のような形をした建築物で、イゼット団の重要地点の一つ。内部ではミジウム/Mizzium製のコイルが大量のマナを生み出しているが、その真の目的は不明(Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 2/プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その2)。
関連カード
サイクル
ラヴニカへの回帰の1マナの混成クリーチャーのサイクル。いずれもアンコモンであり、各ギルド/Guildに1枚ずつ存在する。
- 審判官の使い魔/Judge's Familiar
- 膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird
- ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler
- 滑り頭/Slitherhead
- ドライアドの闘士/Dryad Militant