ガイアの頌歌/Gaea's Anthem
提供:MTG Wiki
タイムシフトにより緑に変化した栄光の頌歌/Glorious Anthem。クリーチャー強化が十八番であった緑に、有りそうで無かった全体強化エンチャントがついに登場。クリーチャーを並べることに関しては他の追随を許さない緑にとって、非常に意味のあるカードである。
現在の恒常的な緑のクリーチャー強化カードとして、他に腐れ蔦の外套/Moldervine Cloakが挙げられる。数が揃わないと外套ほどの爆発力が得られない反面、除去によるアドバンテージの損失が無い点に加え、鋸刃の矢/Serrated Arrowsなどのマイナス修整や軽火力といったタフネスに依存する除去から広く防御するのに適する。被覆持ちの強化が可能な点も、それが得意な緑に意味するところは大きい。
特性を活かせるデッキや環境に恵まれず、登場直後はトーナメントレベルで見かけることは少なかったが、シャドウムーア参入の前後から親和エルフのサイズ底上げカードとして活躍が見られるようになってきた。
- 次元の混乱の日本語版カードはタイプ行のフォントが妙に大きい。エラーと判断できるか微妙な所である。ちなみに、タイムシフト元のウルザズ・サーガ版栄光の頌歌/Glorious Anthemもタイプ行のフォントが大きいが、この特徴までタイムシフトしたのかどうかは不明である。
- 同様のことはシヴ山のウンパス/Shivan Wumpusでも起こっている。こちらの原型であるアルゴスのワーム/Argothian Wurmは特にフォントが大きい訳ではないため、やはり実状は印刷時のミスと考えられる。