偵察/Reconnaissance
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とりあえず攻撃させるだけさせ、都合の悪いものだけをなかったことにできるエンチャント。
攻撃やブロックを誘発条件とする能力は誘発するため、その手のメリット能力持ちとの相性がよい。ただし、攻撃クリーチャーを対象に取ることに注意(プロテクション(白)、被覆持ちなど)。
オラクルの変遷
第6版時のルール変更から2014年5月のオラクル更新まで約15年間にわたり、起動タイミング次第で警戒と同等の効果を得られるようになっていた。その後、2014年5月のオラクル更新により、印刷時のルールの挙動を再現するため、戦闘ダメージ・ステップより前にしか能力を起動できなくなった。
旧オラクル
Reconnaissance / 偵察 (白)エンチャント
(0):あなたがコントロールする攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それを戦闘から取り除くとともにアンタップする。この能力は、戦闘ダメージ・ステップより前にのみ起動できる。
しかし、2014年5月のオラクル更新は、オラクル更新の告知より前に行われており、更新にいち早く気付いたプレイヤーの間で話題となっていた。話題の中身は「なぜ告知なしに更新したのか」、「なぜMaze of IthやOracleなど同系の効果のカードには適用されていないのか」といったものであった。また、プレイヤーの中には、初出当時のルールで想定していない挙動をオラクルで封じることをパワーレベル・エラッタの再来として危惧する者もいた。ルールマネージャーのMatt Tabakはこれらの話題を理解した上で、まだ審議中であると回答している(参考)。
2014年7月のオラクル更新の際に、この変更は不適当であったとして起動タイミングの制限が取り除かれた(2014年5月改訂が取り消された形)ため、再度警戒と同様の効果を得ることができるようになった。(参考)