Mike Long

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2012年10月26日 (金) 02:04時点におけるStaunton (トーク | 投稿記録)による版

マイク・ロング(Michel Long)は、トーナメント黎明期から活躍していた、アメリカのマジックプレイヤー。

そのキャリアは世界選手権95にまで遡り、後のプロプレイヤーの先駆けとなった。また、デッキ構築の面でも影響を与えた。

プロツアーパリ97では、ブロック構築という狭いカードプールの中、「4色7枚コンボ」という芸術的なまでのコンボデッキ、プロスブルームを完成させた。これは、トーナメントレベルとしては初のコンボデッキだった。そして、この複雑なデッキを見事に使いこなし優勝を果たした。しかも、決勝戦で対戦相手が使ったデッキは彼が借したものだった。

その他、グランプリ優勝、インビテーショナル優勝。世界選手権の団体戦では、アメリカを3度世界一に導いた。

このように、数々の実績を残している一流のプレイヤーなのだが、リミテッドでの「隠し札」や、相手にバレないようにこっそり土地を立ててターン終了時に呪文をキャストする、等の不正行為を度々行っていたと言われている。これらは確証が取れている訳では無いが、余りにも多く出場停止等の処分を受けており、プレイヤーとしての評価は悪い。その為、マジック・プロツアー殿堂には創設から年月が経っているが、未だに殿堂入りしていない（2012年現在）。