森の知恵/Sylvan Library

提供:MTG Wiki

2011年10月7日 (金) 00:49時点における211.5.109.121 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Sylvan Library / 森の知恵 (1)(緑)
エンチャント

あなたのドロー・ステップの開始時に、あなたは追加のカードを2枚引いてもよい。そうした場合、あなたの手札にあるこのターン引いたカードを2枚選ぶ。それらのカードそれぞれについて、4点のライフを支払うか、そのカードをあなたのライブラリーの一番上に置く。


カード・アドバンテージを稼げるエンチャント。毎ターンドローが「3枚引いて2枚戻す」になるが、4点ライフ支払うごとに戻す枚数を減らせる。

4点というライフの支払いはかなりきつく、そう易々と手札は増やせないが、増やさなくても毎ターンのドローが渦まく知識/Brainstormになるような物なので、それだけでもそれなりに優秀である。また、こちらのライフを積極的に攻めてこないコントロールデッキが相手ならば、比較的楽な気持ちで引き増せるだろう。黎明期のThe Deckなどのコントロールデッキやカウンターオースなどで1枚差しされていた。

また、一時期のレガシーではZooミラーマッチが頻発したため、消耗戦を制するために投入されることがあった。

  • ミリーの悪知恵/Mirri's Guileと似ているように見えるが、機能的にはかなり違う。
  • ドローを置換する効果との相性は非常によい。「引いたカードは、ライフを支払わなければライブラリーに戻す」のがこのカードの基本的な動作なので、ドローが置換されて戻すべきカードがなくなると、カードを戻す&ライフを支払う必要がなくなってしまう。つまり、2枚分以上のドローを置換すれば丸儲けになるということ。豊穣/Abundanceや各種言葉などとのシナジーが有名。
  • ライブラリーをコントロールする手段を併用するのも有効。各種フェッチランド切り直してもよいし、発掘なども相性がよいだろう。
  • 現代の色の役割で言えば、のカードであるべきような性能。黎明期の混沌さがうかがえる。

ルール

  • ライブラリーに戻せるカードの範囲が少々特殊なので注意が必要。この能力解決される前に引いたカードも「このターン引いたカード」なので、戻すことができる。実際に戻すなら、この能力が解決されるまでは直前のターンまでの手札とこのターン引いたカードを混同させないように。ルール上は混同させても問題は無いが、分けておかないと対戦相手にはどれがこのターン引いたカードか分からないため、マナー違反となる。
    • これの解決前に、手札を公開したり手札が増減したりすることになった場合、厄介なことになる。そのままでは対戦相手に「あなたがこのターン引いたカード」に関する過剰な情報を与えてしまうが、それを分からないようにしてしまうと森の知恵の解決時に困るからである。ジャッジなどの第三者に「このターン引いたカード」を覚えておいてもらうのが妥当なところ。
    • 場合によっては、それでは解決できないほど厄介な状況になることもあるが、公式のルールではほとんどフォローされていない。

参考

QR Code.gif