空を飲み込むもの/Sky Swallower

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大きなデメリットを持つギルドパクトのリバイアサン。5マナ8/8飛行という破格のコスト・パフォーマンスと同時に、他のパーマネントをすべて対戦相手に差し出すというとんでもないペナルティ能力を併せ持つ。

縁切り/Renounceなどで自分のパーマネントを消し去ったり、霊の通り路/Ghostwayなどパーマネントを一時的に追放するカードを併用すればデメリットを抑えることができる。ペナルティ能力が誘発するのは戦場に出たときなので、ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelgangerなどで踏み倒すのも有効。エターナルで使うならもみ消すのもありだが、それなら最初から日々を食うもの/Eater of Daysを使う方がよい。

コールドスナップで登場した子守り大トカゲ/Brooding Saurianをあらかじめ出しておけば、終了ステップには全部戻ってくる。子守り大トカゲは4マナなので、マナカーブもちょうどよい。ただし、終了ステップまでに子守り大トカゲを除去されてしまうと辛い。

逆に寄付/Donateよろしく、Illusions of Grandeurのように決定的なデメリットを持つパーマネントを押し付ける使い方も可能。これに続いてディセンションで登場した青銅の爆弾人形/Bronze Bombshellが有力候補だろうか。

• パーマネントを差し出す対戦相手を対象に取るので、相手が象牙の仮面/Ivory Maskの類をコントロールしていればデメリットを無視できる。→友情コンボ
• シミックが改造すると使いやすくなる。→シミックの空呑み/Simic Sky Swallower
• 同じ5マナ8/8として幽体の魔力/Spectral Forceと使い勝手は天と地ほどの差がある。青ゆえの悲しさである。
• フレイバー・テキストはまさに的を射ている。戦場に出てしまえば飛行以外に回避能力も除去耐性もない、これのために全てのパーマネントを相手に与えてしまうのはデメリットが大きすぎる。

  世界をこんなペットと引き換えにするのか？

関連カード

ラヴニカ・ブロックのリバイアサン。いずれもレア。

• ゴロゾス/Grozoth（ラヴニカ：ギルドの都）
• 空を飲み込むもの/Sky Swallower（ギルドパクト）
• シミックの空呑み/Simic Sky Swallower（ディセンション）

ギルド門侵犯では、アンコモンの雨雲を泳ぐもの/Nimbus Swimmerが登場した。

参考

• カード個別評価：ギルドパクト - レア