瀉血/Exsanguinate
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個人戦で考えれば、ミラディン初出の魂の消耗/Consume Spiritと比べると、クリーチャーを殺せずプレイヤー限定とやや劣る性能。両方を使えるフォーマットで黒単色デッキもしくは黒が濃いデッキならば基本的に魂の消耗を優先すべきだろう。
しかし、プレイヤーを対象に取っていないのでプロテクションや被覆を無視でき、対象の変更を受ける危険も無いのは魂の消耗にない利点。ドレインを勝ち手段にした黒コントロールにおいては、基本セット2011で登場した神聖の力線/Leyline of Sanctityなどを用いるデッキへの対抗策になりうる。また、Xは黒以外のマナでも支払うことができるので無限マナコンボなど、エンドカードとしてプレイヤーに撃つのが前提のデッキや黒が濃くないデッキであれば瀉血が勝る面もある。
もちろん、多人数戦では非常に強力で、1発打つだけでライフが大幅に増える。ただし、統率者戦のようなバトルロイヤルだと、一気に集中攻撃を受ける事になるので注意。
- ダメージとライフロスの差やチームメイトへの影響などの差も多いが、似た呪文に吸魂/Syphon Soulがある。
- 苦悶の結合/Bond of Agonyと比べると、黒マナが1点増えただけで自身への被害がメリットになっている。
参考
- 瀉血(しゃけつ)(カード名国語辞典)
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - アンコモン