ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon

提供：MTG Wiki

4マナにして6/6というデカさを誇るゴブリン・ミュータント。ただし、対戦相手よりクリーチャーを多くコントロールしていないと、平和な心/Pacifismがついてしまうというデメリットを持つ。

ゴブリンの馬鹿っぽさがうまく表現されているカード。クリーチャーを高速で大量に展開するデッキではそのコスト・パフォーマンスが存分に発揮され、相手を蹂躙できる強力フィニッシャーになる。当時のマッドネスデッキのワーム・トークンにも対抗できるサイズを買われ、ゴブリンデッキやステロイドにも多少採用された。仕組まれた疫病/Engineered Plagueに耐性があるのも大きい。

優秀なクリーチャー除去の少ないオンスロート・ブロック構築ではアストログライド対策によく使用される。

ゴブリンデッキの同系対決でサイドアウトされてしまうのはご愛嬌。同じファッティでも赤のミラーマッチのサイドボード要員だったオーグ/Orggとは立場を異にしている。

クリーチャーの少ないコントロールデッキ対策としても有効。こいつを手札に取っておいて、全体除去を打たれたら返しで唱えしてプレッシャーをかけてやろう。

• 第９版を選ぼうでは、バルデュヴィアの大軍/Balduvian Hordeとともにラースのドラゴン/Rathi Dragonに敗れ、再録を逃した。

参考

• カード個別評価：レギオン - レア