サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol

2010年3月22日 (月) 00:19時点における114.167.120.116 (トーク) - whois による版

アラーラの断片で登場したジャンド/Jundのプレインズウォーカー。その能力はいずれも非常にアグレッシブなデザインとなっている。

1番目の能力は、全体強化＋速攻。炎の血族の盲信者/Flame-Kin ZealotのCIP能力が毎ターン得られることになる。

2番目の能力は、脅しつけ/Threaten。ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskなど、クリーチャーを生け贄に捧げるカードとの組み合わせも考えられるが、カード自体が極めて攻撃的なので、アドバンテージ取得よりも速度を考えた方が良いかもしれない。

3番目の能力は、4/4飛行のドラゴンを5体出す。対戦相手が次のターンまでに対処できなければゲームが決まるだろう。また、この能力でサルカン・ヴォルを墓地に送り、2枚目を出して+1能力を利用することで瞬殺が可能。

構築での活躍が期待されるが、アラーラ再誕現在では遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantや求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker等に比べ今ひとつ。能力が攻撃偏重であり、汎用性に乏しいのが理由だが、反面適切なデッキさえあれば環境のトップにくる爆発力は持っている。

クリーチャーが戦場にいないと、１･2番目の能力が共に腐るのが欠点。
速攻付加・一時的なコントロール奪取・ドラゴンの召喚と、能力だけ見ればまるで赤単色のような構成である。
3番目の能力は、開発時には、以前のドラゴンの休息地/Dragon Roostなどと同じ5/5のドラゴン・クリーチャー・トークンを4体出す効果であったが、若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonと同じトークンを使うために現在の4/4ドラゴン5体に変更された（Card of the Day 2008/12/11より）。
イラストとマナ・コストは神話レアの導入アナウンス時に真っ先に公開されていたものの、能力と忠誠度はしばらく不明なままだった。
「猿缶」と表されることがある。元ネタは公式サイトでの誤変換。→参考（「2」を参照）

ストーリー