サーペイディア諸帝国史、第七巻/Sarpadian Empires, Vol. VII
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フォールン・エンパイアの5つの文明に敵対した側のクリーチャー・トークンを出すアーティファクト。3マナとタップで1/1が1体と、トークン製造機のコスト・パフォーマンスとしてはなかなか良好。
生け贄やチャンプブロック要員なら迷惑エンジン/Nuisance Engineで十分。ただこちらはパワーと色があるため、様々な使い道が考えられる。クリーチャー・タイプが、ゴブリンと苗木以外はシナジーを形成しにくいものの、実用性よりもフレーバーや懐古的な能力を重視する、時のらせんらしいカードといえる。
- フォールン・エンパイアに登場したトークンを生み出すカードのサイクル(アイケイシアの都市/Icatian Town、Homarid Spawning Bed、増殖槽/Breeding Pit、ゴブリンの巣穴/Goblin Warrens、各種サリッド+夜の土/Night Soil)をフィーチャーしたものであると思われる。トークンクリーチャーもフォールン・エンパイアのテーマの1つであり、溢れ出るこれらの敵対種族に数で圧倒される様が描かれていた。
- 性能・機能はヴォルラスの研究室/Volrath's Laboratoryに近い。下位種といった感じ。
- カード名が英語版などで斜体になっているが、これは「書名」であるためである。一方、もともと斜体で記されるフレイバー・テキストの欄では、逆に斜体ではなくなる。
参考
- 市民 / カマリッド(ホマリッド) / スラル / ゴブリン / 苗木
- サーペイディア諸帝国史/Sarpadian Empires(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:時のらせん - レア