野火の遠吠え/Wildfire Howl

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クリーチャーへの全体火力ソーサリー。カード1枚を贈呈すると任意の対象1つへのダメージが加わる。

紅蓮地獄/Pyroclasmの変形版の一つで、タフネス3を除去したりプレイヤーへのトドメとしても使えるようになった。しかしながら、贈呈の見返りがわずか1点のダメージと割に合っておらず、生撃ち時は1マナ重いだけの紅蓮地獄でしかない。後述のように立ち消えの危険がある点も含め、コスト・パフォーマンスは悪い。構築では他の選択肢を押しのけるほどの魅力はないため、もっぱらリミテッド向け。

スタンダードにおいてはアーティファクト除去のモードを持ち、プレインズウォーカーにもダメージを与えられ、なおかつ与えるダメージも1点多い兄弟仲の終焉/Brotherhood's Endが存在する。また、直後のダスクモーン：戦慄の館では本家紅蓮地獄/Pyroclasmが、ファウンデーションズでは金屑の嵐/Slagstormが再録されており、基本的に出番は無いだろう。

• 贈呈を約束すると対象を取る呪文となる。解決時に対象が不正な対象になっていた場合、野火の遠吠えは立ち消え贈呈も全体火力も発生しない。

[編集] 参考

• カード個別評価：ブルームバロウ - アンコモン