血による列聖/Canonized in Blood
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Canonized in Blood / 血による列聖 (1)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたが落魄していた場合、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。(パーマネント・カードがいずこかからあなたの墓地に置かれたなら、あなたは落魄する。)
(5)(黒)(黒),血による列聖を生け贄に捧げる:飛行を持つ白黒の4/3の吸血鬼(Vampire)・デーモン(Demon)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
あなたの終了ステップに、そのターン中の落魄を達成していれば+1/+1カウンターを乗せられるエンチャント。
恒久的な強化ではあるが、1ターンに1回と非常に悠長。白の光輝王の野心家/Luminarch Aspirantなどと比較すると、本体がクリーチャーでは無いので最悪自分を強化する選択肢が取れず、難易度は低めだが条件も付き、更に誘発が終了ステップのため、出たターンの戦闘にはほぼ影響を与えられない。この手の軽い強化手段と相性の良いウィニーの場合、落魄の達成と両立するのに一工夫必要なのもあって、構築では他の呪文を優先したい。最終手段として生け贄に捧げることで吸血鬼・デーモン・クリーチャー・トークンの生成も出来るが、起動コストが7マナと、インスタント・タイミングで起動できるとはいえあまりにも重い。
リミテッドでは直接的な除去手段が構築に比べて乏しいため、+1/+1カウンターによる強化の影響を残しやすい。落魄をテーマにしている青黒・黒赤・黒緑の色の組み合わせを絡めたピックをしている場合は優先的に採用してもよいだろう。起動型能力によって出てくるトークンについても、やはり重い上に奇襲性は無いとはいえ、4/3飛行と一定の圧があり、無視するには怖い戦力として活躍できる。
- 誘発型能力が誘発するにはあなたの戦闘後メイン・フェイズが終了するまでに落魄している必要がある。終了ステップに入ってから条件を満たしても、遡って能力が誘発することはない。