食物
提供:MTG Wiki
食物/Foodはアーティファクト・タイプの1つ。肉、果物、お菓子といった「食べ物」を表す。
アーティファクト — 食物(Food)
黄金の卵が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
(1),(T),黄金の卵を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
(2),(T),黄金の卵を生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。
クリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
誘いの魔女が戦場に出たとき、食物(Food)トークンを1つ生成する。(それは「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
(2),(T),食物1つを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは3点のライフを失う。
ルール
効果が「食物(Food)・トークンを生成する」場合、「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つ無色の食物・アーティファクト・トークンを生成する。
解説
エルドレインの王権で登場した、おとぎ話に頻出する要素である「食べ物」を表すサブタイプ。統率者2021、モダンホライゾン2、アルケミー:イニストラード、ニューカペナの街角統率者デッキ、Unfinity、機械兵団の進軍:決戦の後に、指輪物語:中つ国の伝承、指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキでも扱うカードが登場した。
カードとして食物を持っているのはごく少数のみで、使用はトークンが主となる。それらのカードもライフ獲得能力を持っている。
エルドレインの王権では赤を除く各色にトークンを生成するカードが収録されている。特に黒と緑には食物・トークンを生成するカードが多いほか、食物を「食べる」ことを起動コストとするカードが存在する。指輪物語:中つ国の伝承及びその統率者デッキでも大きく取り扱われ、食物を生成したり参照するカードが主に白と緑に割り当てられ、黒にも少数登場している。エルドレインの森でも黒と緑にメカニズムとして割り当てられたほか、伝説の食物が登場した。
- 狩りの獲物やお菓子の小屋/Gingerbread Cabinはともかく、何が入っているか分からないパイ、何かが変化したカボチャ、動き回るお菓子など、正直言って口に入れたくない食物も多い。指輪物語:中つ国の伝承ではいよいよ人間の食物では無いものも登場した。
トークン・カード
- 『エルドレインの王権』のトークン(Daily MTG 2019年9月19日)
- 『モダンホライゾン2』のトークン(Daily MTG 2021年6月3日)
- 『ニューカペナの街角』のトークン(Daily MTG 2022年4月20日)
- 『機械兵団の進軍』のトークン(Daily MTG 2023年4月10日)
- 『指輪物語:中つ国の伝承』のトークン(Daily MTG 2023年6月9日)
- 『エルドレインの森』のトークン(Daily MTG 2023年8月24日)
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 2 カードの部分
- 205 タイプ行
- 205.3 サブタイプ
- 205.3g アーティファクトにはそれ専用のサブタイプ群が存在する。それらのサブタイプはアーティファクト・タイプと呼ばれる。アーティファクト・タイプには、「アトラクション/Attraction」(rule 717 参照)「血/Blood」「手掛かり/Clue」「からくり/Contraption」「装備品/Equipment」(rule 301.5 参照)「食物/Food」「城砦/Fortification」(rule 301.6 参照)「金/Gold」「培養器/Incubator」「地図/Map」「パワーストーン/Powerstone」「宝物/Treasure」「機体/Vehicle」(rule 301.7 参照)がある。
- 205.3 サブタイプ
- 205 タイプ行
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方