スキジック/Skizzik
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ボール・ライトニング/Ball Lightningを彷彿とさせる歩く火力。インベイジョンのメカニズム、キッカーを内蔵し、多色環境ゆえ色拘束も緩くなっている。
多くの歩く火力と異なる点は、キッカーすれば通常のクリーチャーとして扱えること。タフネスもやや高めのため、キッカー前提で5マナ5/3、速攻、トランプルのアタッカーとして活用された。ジェラードの不正規軍/Gerrard's Irregularsや轟きの巨人/Thundering Giantなどと比べるとその優秀さが分かるだろう。
一方、キッカーなしでは、色拘束の緩さこそ利点だが、コスト・パフォーマンスは低め。当時の火力の弱体化を物語るカードと言えるだろう。
主にマシーンヘッドやスペッド・レッドなど、赤を絡めたビートダウンでアタッカーとして活躍した。しかしパララクスの波/Parallax Waveに非常に弱く、ファイアーズなどではデッキから外されることが多かった。
ストーリー
スキジック/Skizzikは火山の噴煙と電撃で形成されたような姿のエレメンタル(イラスト1,2)。インベイジョン特設サイト (Internet Archive)では、ボガーダン/Bogardanのイラストに用いられていることから、これは魔道士が操るボガーダン生物と考えられる。