基盤の揺るぎ/Shake the Foundations
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キャントリップ付きでインスタント版の微震/Tremor。あるいはキャントリップがついて1マナ重くなった地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder。
キャントリップがつくと2マナ程度重くなるのが相場ということを考えると、火力呪文、それも全体火力において、1マナ増えただけでキャントリップがつくのはコスト・パフォーマンスとしてはかなり良好と言える。とはいえ3マナ1点では除去できる範囲が小さく、ダメージ効率は良いとは言い難い。どちらかと言えば激昂持ちと組み合わせ、全体版苛立ち/Rileとしての運用が主になるか。
リミテッドではダメージが低くともカード・アドバンテージを失わない全体除去。小粒のトークンが多い相手にサイドボードから投入するほか、激昂持ちを多数積んでいるならメインデッキからの採用も視野に入る。構築ではよほどシナジーを重視した構成にするか、タフネス1のクリーチャー主体のデッキが流行っているかでもない限り、焼けつく双陽/Sweltering Sunsや焦熱の連続砲撃/Fiery Cannonade、或いは猛火の斉射/Blazing Volleyなど他の選択肢が優先されるか。
公式ハンドブックでは「ド迫力!!このイラストに、このフレーバー。なぜ3点じゃないんだろうか?新年から謎が深まるばかりである」と評されている[1]。
参考
- ↑ 真木孝一郎『マジック:ザ・ギャザリング イクサランの相克公式ハンドブック』(ホビージャパン、2018年1月19日初版)p.46 ISBN 9784798616087