Willow Priestess
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手札からフェアリーを場に出す能力はコストがタップだけで、この種族に限ってはエルフの笛吹き/Elvish Piperよりも効率が良い。しかし、フェアリーは非常に軽いものが多く、点数で見たマナ・コストがこれより大きい、5以上のカードは、ダイアモンドのフェアリー/Diamond Faerieのみである。(4マナのフェアリーはラヴニカ:ギルドの都以降数が増え、モーニングタイド現在15体存在する。)
そもそも非力な種族な上に、ロードのFaerie Nobleも強力とは言い難いカードなので有効活用は難しいが、このカードを複数採用しているデッキならば「2枚目以降はマナがいらない」と考えれば悪くない。
プロテクションを与える能力はコストも妥当で、黒のデッキと対戦している時にはそれなりに有効だ。フェアリーデッキを作るつもりならば、現在のフェアリーは青に多い(緑13枚、青22枚、黒8枚、ローウィンまで、マルチカラーを除く)種族なので、緑のクリーチャーしか対象にできないのは残念なところである。とはいえ、大抵の場合はこれで問題ないだろう。このカード自体がダブルシンボルなので、他の色のクリーチャーと一緒に戦う機会は少ないはずだ。
ちなみに、このカードが発売された時点では、同じホームランドに収録されていたシー・スプライト/Sea Spriteを除き、すべてのフェアリーは緑だった。青のフェアリーが増え始めたのは、ウルザ・ブロックからである。
- 赤の類似カードにGoblin Wizardがある。
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ストーリー
ウィロウ・プリーステス/Willow Priestessはウルグローサ/UlgrothaのThe Great Wood(大森林)に住む、オータム・ウィロウ/Autumn Willowが生み出した女性の姿をしたフェアリーのドルイド。オータム・ウィロウは彼女たちを「信ずる者は強き者。」と評している。
ウィロウ・プリーステスは、人々からオータム・ウィロウに仕える者(servants)とみなされている。光(luminescence)と蜘蛛の糸(gossamer)で編んだガウンを纏った姿はしばしば目撃され、死すべき定めの者(mortals)にとってはこの妖精たちは、森の木々の間から射し込む柔らかな月の光の筋ほどおぼろげな存在に見える。
ジェマ/Gemmaというウィロウ・プリーステスが登場している。
訳語
「Willow Priestess」は第5版の血に飢えた霧/Hungry Mistのフレイバー・テキストで「ウィロウ・プリーステス」と翻訳されている。
登場
- Autumn Willow, Caretaker of the Wood(Duelist9号の記事)