血の長の昇天/Bloodchief Ascension
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黒の昇天。対戦相手が1ターンに2点以上ライフを失っていると終了ステップの開始時に探索カウンターが置かれ、3個以上置かれればそれ以降対戦相手の墓地にカードが置かれるたびに2点ドレインできる。
戦闘ダメージでも火力でも何でもよいのでライフを減らしていけば、それ以降は手札破壊でも除去でもドレインできる。初動は1マナと軽いため、なるべく序盤に出してできる限り早く条件を満たしたい。
複数張っても無駄にならず、1枚目が動き出せば2枚目以降の条件達成も比較的容易なのがサイクルのほかのカードと比べた場合の強み。
- 各能力はどちらともif節ルールの制約下にある。そのため、誘発時と解決時のそれぞれで条件をチェックする。
- カウンター乗せはライフを2点以上失ったかどうかだけを見る。回復してライフ総量が2点以上変化していなくても、失っているならば能力は誘発する。
- このカードと対戦相手のカードが同時に墓地に置かれた場合、ドレインが有効になっていても誘発しない。領域変更誘発を参照。
- ドレインは「いずれかの領域」とあるように、ライブラリーやスタックなど戦場以外から墓地に置かれても誘発する。
- つまりこれが有効になってると、除去も手札破壊もライブラリー破壊も本体火力として機能することになる。例えば石臼/Millstoneで毎ターン4点ドレイン。
- 精神クランク/Mindcrankとは相互に誘発させあって無限ループとなり、ライブラリーとライフのどちらかが尽きるまで削り続けることが可能。→ブラッドクランク
関連カード
サイクル
ゼンディカーの昇天サイクル。探索カウンターを置く誘発型能力と、探索カウンターが特定の数以上置かれていると機能する能力を持ったエンチャント。各色のレアに1枚ずつ存在する。
- 光輝王の昇天/Luminarch Ascension
- 大魔導師の昇天/Archmage Ascension
- 血の長の昇天/Bloodchief Ascension
- 紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension
- 獣使いの昇天/Beastmaster Ascension
いずれも、2つ目の能力は探索カウンターを取り除かないことに注意。