対エキスパンションカード
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対エキスパンションカード(expansion hoser)とは、特定のエキスパンションに対して効果を発揮するカードのこと。
マジック初期のエキスパンションに収録されてきたが、アライアンス以降、(銀枠であるアンヒンジドをのぞいて)通常のエキスパンションでは作られていない。なによりリミテッドやブロック構築といったフォーマットが生まれたことが大きく、再びこのようなカードが作られる可能性は低いと見られる。
2013年7月の総合ルール更新により、これらが影響を与えるのは「そのエキスパンションで初めて印刷されたカードと同じカード名を持ったカードとパーマネント」となった。例えば、対アラビアンナイトのCity in a Bottleの場合、第5版の鳥の乙女/Bird Maidenはアラビアンナイトが初出なので生け贄に捧げられるが、山/Mountainはアラビアンナイトが初出ではないので影響を受けない。
過去のルール
対エキスパンションカードが影響を与えるのは「そのエキスパンション・シンボルを特性として持つカード」だけだった。同じカード名を持っていても、再版でのカードは「その再版したエキスパンションのカード」になるため、これらの影響を受けなかった。
- 同じカード名を持っていても、再版でのカードは「その再版したエキスパンションのカード」になるため、これらの影響を受けなかった。例えば、Golgothian Sylexは「アンティキティーのエキスパンション・シンボルを持つエイトグ/Atog」は生け贄に捧げさせたが、リバイズド/第5版/ミラディンのエイトグには影響を与えなかった。
- クロニクルとルネッサンスは、例外といえるセットであった。これらに含まれるカードは、元のエキスパンション・シンボルを持つため、その出典元の対エキスパンションカードに影響された。例えば「クロニクル版のアーナム・ジン/Erhnam Djinn」は、City in a Bottleの影響を受けていた(もちろんジャッジメント再版のアーナム・ジンは影響されない)。
- コールドスナップのテーマデッキに再録されているアイスエイジ・ブロックのカードやアンソロジーに収録されているカードなど、上記の例以外にも、元のエキスパンション・シンボルを持ったまま、後から印刷される場合はある。
同じ英語名を持つカードは、言語が違ってもプロモーション・カードであっても同じようにデッキ構築やゲームプレイに使用できるべきという理念によって、現在のルールに変更された。