栄光の頌歌/Glorious Anthem
提供:MTG Wiki
十字軍/Crusadeの変形版である全体強化エンチャント。初出はウルザズ・サーガで、第7版からは基本セットに再録され続けている。
(1)(白)(白)というコストも白ウィニーに支払えないレベルではないので、それほど問題なく十字軍/Crusadeとの互換が可能。十字軍/Crusadeのときよりマナカーブなどを考えなければならなくなったが、相手クリーチャーを強化しないので、同色に対するサイドボードに苦心しなくてもよくなった点は見逃せない。
それら利点が多くのプレイヤーに認められ、第8版を選ぼうで十字軍/Crusadeに勝ち、第9版を選ぼうでも共同の功績/Shared Triumphに勝利。名実ともに基本セットの一員になる。多くのプレイヤーがマナの軽さだけに目を向けずに、使いやすさを見据えたと言うことの証明だろう。第10版を選ぼうではフレイバー・テキストの投票から登場するシード選手扱いとなり、早々に第10版での再録を決めていた。
- 十字軍/Crusadeとこれをそれぞれ4枚ずつ、計8枚投入したタイプはエイトクルセイドと呼ばれた。
- 天使の声/Angelic Voicesの上位互換。ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cryと比べても大抵こちらの方が強い。これを同系列カードの完成系と見ることも可能だろう。
- 次元の混乱にて、緑のガイアの頌歌/Gaea's Anthemとしてタイムシフト。
- 第7版以降、基本セットの白のテーマデッキ(艦隊/Armada、促成/Life Boost、正義の軍/Army of Justice)には毎回収録されてきたが、第10版のチョー・マノの決意/Cho-Manno's Resolveには収録されなかった。
- 頌歌(しょうか)とは、神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌のこと。結構読み間違えている人が多い。
参考
- 壁紙(ウルザズ・サーガ)
- カード名国語辞典
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:第8版 - レア
- カード個別評価:第7版 - レア
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - レア