残酷な布告/Cruel Edict
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[[ソーサリー]]になってしまったとはいえ、環境によっては十分強いカードなので、[[第9版]]に[[再録]]後はそれなりに活躍した。[[第10版]]でも続けて再録されたが、同時に[[恐怖/Terror]]が再録されたことや、[[フェアリー (デッキ)|青黒フェアリー]]などの数を並べる[[デッキ]]が主流になったこともあって、第9版再録時ほどの活躍はできなかった。 | [[ソーサリー]]になってしまったとはいえ、環境によっては十分強いカードなので、[[第9版]]に[[再録]]後はそれなりに活躍した。[[第10版]]でも続けて再録されたが、同時に[[恐怖/Terror]]が再録されたことや、[[フェアリー (デッキ)|青黒フェアリー]]などの数を並べる[[デッキ]]が主流になったこともあって、第9版再録時ほどの活躍はできなかった。 | ||
− | * | + | *悪魔の布告は[[プレイヤー]]を対象にしていたが、これは[[対戦相手]]を対象に取る。そのため[[多人数戦]]でない限り[[偏向/Deflection]]などの[[対象の変更]]が効かない。 |
+ | *[[フラッシュバック]]が付くと[[チェイナーの布告/Chainer's Edict]]。ただしこちらも悪魔の布告同様、対象は対戦相手ではなくプレイヤーである。その他類似カードは[[布告]]を参照。 | ||
*[[ポータル]]系には「[[生け贄に捧げる]]」が存在しないため、ポータル・セカンドエイジ版では「相手が選んだクリーチャーを[[破壊]]する」といった処理であったが、第9版に再録されるに際し、現在の[[ルール文章]]に変更された。 | *[[ポータル]]系には「[[生け贄に捧げる]]」が存在しないため、ポータル・セカンドエイジ版では「相手が選んだクリーチャーを[[破壊]]する」といった処理であったが、第9版に再録されるに際し、現在の[[ルール文章]]に変更された。 | ||
**第9版に再録される前は、当時[[NetRep]]の[[Stephen D'Angelo]]によって、「非ポータルのルールでは『[[対戦相手]]1人を対象とし、その[[プレイヤー]]は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー1体を対象に選ぶ。そのクリーチャーを破壊する。』として扱う」という裁定が出されていた([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0600.txt 参考])。 | **第9版に再録される前は、当時[[NetRep]]の[[Stephen D'Angelo]]によって、「非ポータルのルールでは『[[対戦相手]]1人を対象とし、その[[プレイヤー]]は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー1体を対象に選ぶ。そのクリーチャーを破壊する。』として扱う」という裁定が出されていた([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0600.txt 参考])。 |
2010年10月3日 (日) 14:36時点における版
ポータル・セカンドエイジ用にソーサリー化した悪魔の布告/Diabolic Edict。
クリーチャーが並びやすく、アンタッチャブルのクリーチャーがいないポータル環境での構築ならば、選択権がある死神の魔手/Hand of Deathの方がおおむね有効か。
ソーサリーになってしまったとはいえ、環境によっては十分強いカードなので、第9版に再録後はそれなりに活躍した。第10版でも続けて再録されたが、同時に恐怖/Terrorが再録されたことや、青黒フェアリーなどの数を並べるデッキが主流になったこともあって、第9版再録時ほどの活躍はできなかった。
- 悪魔の布告はプレイヤーを対象にしていたが、これは対戦相手を対象に取る。そのため多人数戦でない限り偏向/Deflectionなどの対象の変更が効かない。
- フラッシュバックが付くとチェイナーの布告/Chainer's Edict。ただしこちらも悪魔の布告同様、対象は対戦相手ではなくプレイヤーである。その他類似カードは布告を参照。
- ポータル系には「生け贄に捧げる」が存在しないため、ポータル・セカンドエイジ版では「相手が選んだクリーチャーを破壊する」といった処理であったが、第9版に再録されるに際し、現在のルール文章に変更された。
- ポータル三国志版は皇帝の勅令/Imperial Edict。一時期は同型再版であった。
- フレイバー・テキストは、イギリスの詩人、『ウィルフレッド・オーエン/Wilfred Owen(1893〜1918)』によるもの。