キッカー

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|英名=Kicker
 
|英名=Kicker
 
|種別=[[常在型能力]]
 
|種別=[[常在型能力]]
|登場セット=インベイジョン・ブロック
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|登場セット=[[インベイジョン・ブロック]]<br />[[時のらせんブロック]]
 
|リーガル=legal
 
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|CR=502.21
 
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'''キッカー/Kicker'''は、[[呪文]]を[[プレイ]]するときだけ機能する[[常在型能力]]の1つ。
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'''キッカー/Kicker'''は、[[インベイジョン・ブロック]]に登場し、[[時のらせんブロック]]で復活した[[キーワード能力]]。[[呪文]]を[[プレイ]]するときだけ機能する[[常在型能力]]
  
 
{{#card:Kavu Titan}}
 
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{{#card:Thunderscape Battlemage}}
 
{{#card:Thunderscape Battlemage}}
  
[[インベイジョン・ブロック]]で登場した[[キーワード能力]]である。また、[[時のらせん]][[タイムシフト]]にもキッカーを持つ[[カード]]が[[再録]]されている。
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==定義==
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*'''キッカー''' [コスト]/''Kicker'' [コスト]は、「この呪文をプレイするに際し、あなたはさらに[コスト]を支払ってもよい。」を意味する。
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*'''キッカー''' [コスト1]/[コスト2]は、「'''キッカー''' [コスト1]」、「'''キッカー''' [コスト2]」と同じ意味である。
  
*「キッカー・[[コスト]]」とは、「この呪文をプレイするに際し、[[追加コスト]]として[コスト]を[[支払う|支払っ]]てもよい」を意味する。支払った時に何が起きるかは、各カードの[[ルール・テキスト]]により定義される。
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==解説==
*「キッカー [コスト1]/[コスト2]」とは、「キッカー[コスト1]」「キッカー[コスト2]」の両方を持つという意味である。2つとも払うこともできるし、1つだけ払うこともできる。もちろん両方とも支払わなくともよい。
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===ルール===
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プレイする際に、本来のコストに加えてキッカー・コストを支払うことができる能力である。キッカー・コストを支払った時に何が起きるかは、各カードの[[ルール・テキスト]]により定義される。
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「キッカー [コスト1]/[コスト2]」のように複数のキッカーを持つ場合、どちらか一方でも両方でも支払うことができ、どちらも支払わなくてもよい。
  
 
おおざっぱに言うと「追加コストを[[支払う]]ことで、本来の[[効果]]に加えて別の効果を追加することも選べる」ような能力。似たようなことができるカードは古くから[[アライアンス]]などにいくつかあったが、インベイジョン・ブロックでは[[キーワード能力]]として定義され、各[[色]]に作られた。
 
おおざっぱに言うと「追加コストを[[支払う]]ことで、本来の[[効果]]に加えて別の効果を追加することも選べる」ような能力。似たようなことができるカードは古くから[[アライアンス]]などにいくつかあったが、インベイジョン・ブロックでは[[キーワード能力]]として定義され、各[[色]]に作られた。
  
*1つの呪文に2種のキッカーが搭載されていることを俗に「ダブル・キッカー」と呼ぶ。
 
*:[[プレーンシフト]]の[[荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage|戦闘魔道士]][[サイクル]]と[[アポカリプス]]の[[ボルバー]]サイクル、及び[[照射/Illuminate]]と[[アナの戦闘魔道士/Ana Battlemage]]がこれに該当する。
 
 
*キッカーを持つ[[パーマネント]]がプレイする以外の方法で[[場]]に出る場合、キッカー・コストを支払うことはできない。
 
*キッカーを持つ[[パーマネント]]がプレイする以外の方法で[[場]]に出る場合、キッカー・コストを支払うことはできない。
*キッカー・コストに含まれるマナの色とカードの色に関係は無い。
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*キッカー・コストに含まれるマナの色とカードの色に関係はない。例えば、上の[[雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemage]]は[[赤]]のカードであるが、キッカー・コストを支払ったとしても[[黒]]や[[緑]]になることはない。
*:例えば、上の[[雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemage]]は[[赤]]のカードである。キッカー・コストを支払ったとしても[[黒]]や[[緑]]になることはない。
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*[[インベイジョン・ブロック]]のキッカーを持つカードの[[絵]]には、そのコストの色に対応した[[インベイジョン]]の[[エキスパンション・シンボル]](ドミナリア連合のシンボル)の一部が描かれている。
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===その他===
*キッカー・コストを支払うことにより、[[+1/+1カウンター]]を得るカードも多く、このカウンターを参照するカードとの[[シナジー]]をもつ。
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*以降に登場した[[マッドネス]]や[[ストーム]]などに比べても非常に感覚的に分かりやすい能力である。ルールの解釈で悩むことも殆ど無い。
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*[[トーナメント]]において活躍したカードも多数生んでおり、[[インベイジョン・ブロック]]の人気に貢献したのは間違いないだろう。
 
*[[トーナメント]]において活躍したカードも多数生んでおり、[[インベイジョン・ブロック]]の人気に貢献したのは間違いないだろう。
 
**よく使われたカードとしては[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]が有名だろう。当時の値段の高騰ぶりは現在でも語りぐさである。その他にも[[スキジック/Skizzik]]、[[ラッカボルバー/Rakavolver]]、[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]、[[ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scuta]]など[[レア]]に強い[[カード]]が多かった。もちろん[[調査/Probe]]、[[急流/Rushing River]]など[[コモン]]枠にも良いカードは見られる。
 
**よく使われたカードとしては[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]が有名だろう。当時の値段の高騰ぶりは現在でも語りぐさである。その他にも[[スキジック/Skizzik]]、[[ラッカボルバー/Rakavolver]]、[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]、[[ファイレクシアの盾持ち/Phyrexian Scuta]]など[[レア]]に強い[[カード]]が多かった。もちろん[[調査/Probe]]、[[急流/Rushing River]]など[[コモン]]枠にも良いカードは見られる。
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*1つの呪文に2種のキッカーが搭載されていることを俗に「ダブル・キッカー」と呼ぶ。[[プレーンシフト]]の[[荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage|戦闘魔道士]][[サイクル]]と[[アポカリプス]]の[[ボルバー]]サイクル、及び[[照射/Illuminate]]と[[アナの戦闘魔道士/Ana Battlemage]]がこれに該当する。
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*[[インベイジョン・ブロック]]のキッカーを持つカードの[[絵|イラスト]]には、そのコストの色に対応した[[インベイジョン]]の[[エキスパンション・シンボル]](ドミナリア連合のシンボル)の一部が描かれている(一部間違った色のシンボル([https://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/60 参照])が描かれていたり、シンボルが描き忘れられているカードもある)。
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*キッカー・コストを支払うことにより、[[+1/+1カウンター]]を得るカードも多く、この[[カウンター (目印)|カウンター]]を参照するカードとの[[シナジー]]を持つ。
 
*[[中国語版]]では「増幅」。日本語版の[[増幅]]は別物なので注意。
 
*[[中国語版]]では「増幅」。日本語版の[[増幅]]は別物なので注意。
 
{{#cr:502.21}}
 
  
 
==参考==
 
==参考==
*{{WHISPER検索/カードテキスト|キッカー|キッカー(Kicker)}}
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*{{WHISPER検索/英語オラクル|Kicker|キッカー(Kicker)}}
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[キーワード能力]]
 
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
 
*[[ルーリング#キーワード能力|ルーリング]]
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{{#cr:502.21}}

2008年11月24日 (月) 17:30時点における版

キッカー/Kicker
種別 常在型能力
登場セット インベイジョン・ブロック
時のらせんブロック
CR CR:702.33

キッカー/Kickerは、インベイジョン・ブロックに登場し、時のらせんブロックで復活したキーワード能力呪文プレイするときだけ機能する常在型能力


Kavu Titan / カヴーのタイタン (1)(緑)
クリーチャー — カヴー(Kavu)

キッカー(2)(緑)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)(緑)を支払ってもよい。)
カヴーのタイタンがキッカーされていた場合、それはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出るとともに、トランプルを持つ。

2/2


Thunderscape Battlemage / 雷景学院の戦闘魔道士 (2)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

キッカー(1)(黒)/(緑)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(1)(黒)か(緑)またはその両方を支払ってもよい。)
雷景学院の戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(1)(黒)でキッカーされていた場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚捨てる。
雷景学院の戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(緑)でキッカーされていた場合、エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。

2/2

目次

定義

  • キッカー [コスト]/Kicker [コスト]は、「この呪文をプレイするに際し、あなたはさらに[コスト]を支払ってもよい。」を意味する。
  • キッカー [コスト1]/[コスト2]は、「キッカー [コスト1]」、「キッカー [コスト2]」と同じ意味である。

解説

ルール

プレイする際に、本来のコストに加えてキッカー・コストを支払うことができる能力である。キッカー・コストを支払った時に何が起きるかは、各カードのルール・テキストにより定義される。

「キッカー [コスト1]/[コスト2]」のように複数のキッカーを持つ場合、どちらか一方でも両方でも支払うことができ、どちらも支払わなくてもよい。

おおざっぱに言うと「追加コストを支払うことで、本来の効果に加えて別の効果を追加することも選べる」ような能力。似たようなことができるカードは古くからアライアンスなどにいくつかあったが、インベイジョン・ブロックではキーワード能力として定義され、各に作られた。

  • キッカーを持つパーマネントがプレイする以外の方法でに出る場合、キッカー・コストを支払うことはできない。
  • キッカー・コストに含まれるマナの色とカードの色に関係はない。例えば、上の雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemageのカードであるが、キッカー・コストを支払ったとしてもになることはない。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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