指導者の欠如/Leadership Vacuum
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弱点は、当然ながら対統率者専用なので融通が利かない点。統率者に比重を置きすぎない構成の[[統率者戦]][[デッキ]]も珍しくないため、そういう意味では[[対戦相手]]の[[デッキタイプ]]に左右されやすい部類のカードとも言える。特に[[デッキカラー]]に[[白]]や[[黒]]を含むなら一般的な除去も選択できるため、どちらを優先させるかは慎重に判断したい。 | 弱点は、当然ながら対統率者専用なので融通が利かない点。統率者に比重を置きすぎない構成の[[統率者戦]][[デッキ]]も珍しくないため、そういう意味では[[対戦相手]]の[[デッキタイプ]]に左右されやすい部類のカードとも言える。特に[[デッキカラー]]に[[白]]や[[黒]]を含むなら一般的な除去も選択できるため、どちらを優先させるかは慎重に判断したい。 | ||
− | *[[対象]]となった[[プレイヤー]]が複数の[[統率者]]を[[ | + | *{{Gatherer|id=472065}}を見る限り、「vacuum」は日本語訳の通り「空白、欠如」という意味と、「掃除機(で吸い込む)」という意味をかけているのだろう。 |
− | + | **吸い込まれているのは[[霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker]]({{Gatherer|id=196221}})。能力的にもこのカードでバウンスするのにうってつけ。 | |
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+ | *[[共闘]]や[[コントロール]]奪取などにより、[[対象]]となった[[プレイヤー]]が複数の[[統率者]]を[[コントロール]]している場合、そのすべてを[[統率]][[領域]]に[[戻す]]。 | ||
*統率者が[[合体]]パーマネントである、もしくは[[合同パーマネント]]の部品になっていた場合、そのパーマネントも統率者であるので({{CR|903.3b}}、{{CR|903.3c}})、そのパーマネントを統率領域に置く。その結果、それらのカードすべてが統率領域に置かれる({{CR|712.21}}、{{CR|725.3}})。これにより統率者でないカードが統率領域に置かれることがある。 | *統率者が[[合体]]パーマネントである、もしくは[[合同パーマネント]]の部品になっていた場合、そのパーマネントも統率者であるので({{CR|903.3b}}、{{CR|903.3c}})、そのパーマネントを統率領域に置く。その結果、それらのカードすべてが統率領域に置かれる({{CR|712.21}}、{{CR|725.3}})。これにより統率者でないカードが統率領域に置かれることがある。 | ||
**統率領域に置かれてしまった統率者でないカードは、唱える方法が基本的にない。[[浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician]]の起動型能力、[[一家の契り/Next of Kin]]、[[上忍術]]などの限られた手段でのみ統率領域を離れることができる。 | **統率領域に置かれてしまった統率者でないカードは、唱える方法が基本的にない。[[浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician]]の起動型能力、[[一家の契り/Next of Kin]]、[[上忍術]]などの限られた手段でのみ統率領域を離れることができる。 | ||
**[[老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic]]や[[威光]]能力は統率領域にあるのであれば、統率者でなくても機能する。 | **[[老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Ascetic]]や[[威光]]能力は統率領域にあるのであれば、統率者でなくても機能する。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:統率者2019]] - [[アンコモン]] |
2023年10月11日 (水) 19:35時点における最新版
Leadership Vacuum / 指導者の欠如 (2)(青)
インスタント
インスタント
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは戦場から自分がコントロールしている各統率者をそれぞれ統率領域に戻す。
カードを1枚引く。
文面上はバウンスであるが、統率者にとって統率領域への移動は普通に除去を撃たれたのと変わらないため、このカードもまた除去呪文と同義である。各種パーマネントへの直接的対処手段を持たない青であるにもかかわらずそれらを(統率者であれば)除去でき、キャントリップによりカード・アドバンテージ面の損もなく、何よりプレイヤーを対象とするためプロテクションや呪禁などの除去耐性持ちにも対処可能とあって、統率者対策カードとしては画期的かつ強力な一枚に仕上がっている。
弱点は、当然ながら対統率者専用なので融通が利かない点。統率者に比重を置きすぎない構成の統率者戦デッキも珍しくないため、そういう意味では対戦相手のデッキタイプに左右されやすい部類のカードとも言える。特にデッキカラーに白や黒を含むなら一般的な除去も選択できるため、どちらを優先させるかは慎重に判断したい。
- イラストを見る限り、「vacuum」は日本語訳の通り「空白、欠如」という意味と、「掃除機(で吸い込む)」という意味をかけているのだろう。
- 吸い込まれているのは霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker(イラスト)。能力的にもこのカードでバウンスするのにうってつけ。
[編集] ルール
- 共闘やコントロール奪取などにより、対象となったプレイヤーが複数の統率者をコントロールしている場合、そのすべてを統率領域に戻す。
- 統率者が合体パーマネントである、もしくは合同パーマネントの部品になっていた場合、そのパーマネントも統率者であるので(CR:903.3b、CR:903.3c)、そのパーマネントを統率領域に置く。その結果、それらのカードすべてが統率領域に置かれる(CR:712.21、CR:725.3)。これにより統率者でないカードが統率領域に置かれることがある。
- 統率領域に置かれてしまった統率者でないカードは、唱える方法が基本的にない。浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tacticianの起動型能力、一家の契り/Next of Kin、上忍術などの限られた手段でのみ統率領域を離れることができる。
- 老いざる苦行者、アローロ/Oloro, Ageless Asceticや威光能力は統率領域にあるのであれば、統率者でなくても機能する。