溺死者の逆襲/Revenge of the Drowned
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(121.93.124.217(トーク)による第288845版を取り消し 使い捨ての腐乱トークンをわざわざ優先してこれで狙うケースは稀。) |
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− | [[ | + | [[追い返し/Repel]]の亜種。同時に[[腐乱]]付きの[[ゾンビ]]・[[トークン]]を[[生成]]する。 |
− | [[クリーチャー]]を[[ライブラリーの一番上]]か[[ライブラリーの一番下]]のどちらに置くかは、[[解決]]時にクリーチャーの[[オーナー]]が選ぶ。なのでまた出てこられたら困る[[クリーチャー]]は次の[[対戦相手]]の[[ターン]]にまた[[唱える|唱え]] | + | [[クリーチャー]]を[[ライブラリーの一番上]]か[[ライブラリーの一番下]]のどちらに置くかは、[[解決]]時にクリーチャーの[[オーナー]]が選ぶ。なのでまた出てこられたら困る[[クリーチャー]]は次の[[対戦相手]]の[[ターン]]にまた[[唱える|唱え]]られてしまうし、逆にもう不要なら下に送られてやや[[重い]][[除去]]相当となり、ドローを止める効果は無い。追い返しの様な[[タイム・デストラクション]]、あるいは単純な除去の両方と比べて、対戦相手に選択権がある点で効果としては劣る。そこをトークン生成が埋め合わせるデザインとなっている。 |
− | *対戦相手が自分のライブラリーを[[切削]]する呪文や能力を[[スタック]]に置いたなら、その状態で溺死者の逆襲を唱えると対象にしたクリーチャーを墓地送りかライブラリーの一番下への封印かを選ばせられる。[[ETB]]で[[切削]]する[[戦慄の猟犬/Dreadhound]]を対象にすると、戦慄の猟犬の[[ライフロス]]が誘発することなく処理できる。 | + | とは言え普通は盤面上の脅威を排除するために使うので、どちらかと言えばライブラリーの一番上に置かれる事が多いだろう。オマケのトークンも戦力としては半人前の腐乱持ちである事も合わせて、実際の使用感としては追い返しや[[捕海/Griptide]]等とほぼ同じ。盤面上での(ほぼ)1対1交換を行い、[[テンポ・アドバンテージ]]を得て、[[切削]]と組み合わせたり再び唱えた所を[[打ち消す|打ち消せ]]れば完全に[[戦場]]から消せるという、少なくとも使う側としてはその様な流れを想定するカードとなる。 |
− | *[[解決]]時に[[対象]]とした[[クリーチャー]]が[[不正な対象]]となっていたなら、溺死者の逆襲は[[立ち消え]][[トークン]]は[[生成]]されない。 | + | |
+ | 一方でライブラリーの一番下に送られた場合は、[[破壊不能]]に影響されず[[死亡誘発]]も無く[[墓地]]利用もできない等、[[追放]]する効果に近い。[[シャッフル]]などを経由した上で再び引き直される可能性はあるが、下に送られたという事は「とりあえず引き直したくないカード」という位置付けであるため、一概にデメリットとも言えない。 | ||
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+ | おまけについてくるトークンを利用する手段があるなら、対戦相手の展開を遅らせつつ同時に自分は展開を進める効果となるため、更に大きなアドバンテージにつながる。青や黒には腐乱トークンを有効利用する手段が豊富にあるため、[[リミテッド]]ではそれらとの組み合わせが重要となる。 | ||
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+ | *他の[[バウンス]]同様、トークン相手なら完全な除去になる。同時に登場した[[レンと七番/Wrenn and Seven]]をはじめ、強力なトークンを使用するカードは登場時の[[スタンダード]]環境にも数多い。 | ||
+ | *対戦相手が自分のライブラリーを[[切削]]する呪文や能力を[[スタック]]に置いたなら、その状態で溺死者の逆襲を唱えると対象にしたクリーチャーを墓地送りかライブラリーの一番下への封印かを選ばせられる。 | ||
+ | **[[ETB]]で[[切削]]する[[戦慄の猟犬/Dreadhound]]を対象にすると、戦慄の猟犬の[[ライフロス]]が誘発することなく処理できる。 | ||
+ | *[[解決]]時に[[対象]]とした[[クリーチャー]]が[[不正な対象]]となっていたなら、溺死者の逆襲は[[立ち消え]]、[[トークン]]は[[生成]]されない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[コモン]] |
2021年11月24日 (水) 10:44時点における版
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それのオーナーはそれを自分のライブラリーの一番上か一番下に置く。あなたは腐乱を持つ黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークン1体を生成する。(それではブロックできない。それが攻撃したとき、戦闘終了時に、それを生け贄に捧げる。)
追い返し/Repelの亜種。同時に腐乱付きのゾンビ・トークンを生成する。
クリーチャーをライブラリーの一番上かライブラリーの一番下のどちらに置くかは、解決時にクリーチャーのオーナーが選ぶ。なのでまた出てこられたら困るクリーチャーは次の対戦相手のターンにまた唱えられてしまうし、逆にもう不要なら下に送られてやや重い除去相当となり、ドローを止める効果は無い。追い返しの様なタイム・デストラクション、あるいは単純な除去の両方と比べて、対戦相手に選択権がある点で効果としては劣る。そこをトークン生成が埋め合わせるデザインとなっている。
とは言え普通は盤面上の脅威を排除するために使うので、どちらかと言えばライブラリーの一番上に置かれる事が多いだろう。オマケのトークンも戦力としては半人前の腐乱持ちである事も合わせて、実際の使用感としては追い返しや捕海/Griptide等とほぼ同じ。盤面上での(ほぼ)1対1交換を行い、テンポ・アドバンテージを得て、切削と組み合わせたり再び唱えた所を打ち消せれば完全に戦場から消せるという、少なくとも使う側としてはその様な流れを想定するカードとなる。
一方でライブラリーの一番下に送られた場合は、破壊不能に影響されず死亡誘発も無く墓地利用もできない等、追放する効果に近い。シャッフルなどを経由した上で再び引き直される可能性はあるが、下に送られたという事は「とりあえず引き直したくないカード」という位置付けであるため、一概にデメリットとも言えない。
おまけについてくるトークンを利用する手段があるなら、対戦相手の展開を遅らせつつ同時に自分は展開を進める効果となるため、更に大きなアドバンテージにつながる。青や黒には腐乱トークンを有効利用する手段が豊富にあるため、リミテッドではそれらとの組み合わせが重要となる。
- 他のバウンス同様、トークン相手なら完全な除去になる。同時に登場したレンと七番/Wrenn and Sevenをはじめ、強力なトークンを使用するカードは登場時のスタンダード環境にも数多い。
- 対戦相手が自分のライブラリーを切削する呪文や能力をスタックに置いたなら、その状態で溺死者の逆襲を唱えると対象にしたクリーチャーを墓地送りかライブラリーの一番下への封印かを選ばせられる。
- ETBで切削する戦慄の猟犬/Dreadhoundを対象にすると、戦慄の猟犬のライフロスが誘発することなく処理できる。
- 解決時に対象としたクリーチャーが不正な対象となっていたなら、溺死者の逆襲は立ち消え、トークンは生成されない。