墓刃の匪賊/Graveblade Marauder

提供：MTG Wiki

2020年11月27日 (金) 01:23時点における版

攻撃を通すたびに自分の墓地のクリーチャー・カードの枚数に応じたライフロスを発生させるクリーチャー。

墓地が肥える前でも1/4接死として厄介な地上ブロッカーとして対戦相手の攻撃を牽制でき、墓地にクリーチャー・カードが十分に溜まれば今度は高速でライフを削っていく強力なアタッカーとなる。ただしプレインズウォーカーに対しては誘発型能力が機能しないため、ただの1点クロック止まりになってしまうのが欠点。

構築では先祖の結集デッキの選択肢に入る。コンボが決まった時の爆発力ではナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskに一歩譲るが、こちらは先祖の結集/Rally the Ancestorsが通せなくても素出しして十分に活躍できるのが強み。

クリーチャー戦が主体になるリミテッドでも悪くない。1体でゲームの趨勢をひっくり返すほどのいわゆる爆弾レアではないが、序盤から終盤までそれなりの活躍が見込める。シングルシンボルなので黒をタッチしたデッキでも使える。

• パワーが1のままだと割り振る戦闘ダメージが1点しかないため、接死で破壊できるクリーチャーは通常1体止まり。複数のクリーチャーによるブロックには決して強くない。また、護法の宝珠/Orbs of Wardingのような点数の決まった軽減効果も苦手。

参考

• 匪賊（カード名百科事典）
• カード個別評価：マジック・オリジン - レア