政略/Political Trickery
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− | 使用済みで[[手札]]に[[戻す|戻る]]予定の[[ | + | 使用済みで[[手札]]に[[戻す|戻る]]予定の[[Thawing Glaciers]]を対戦相手に押し付け、[[カード・アドバンテージ]]の喪失をごまかす事ができたのも大きい。 |
[[5CG]]や[[5CB]]などの[[多色デッキ]]が横行した[[ミラージュ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]期の[[スタンダード]]でも、よく[[サイドボード]]に採用された。対戦相手の[[多色地形]]を奪い[[マナ基盤]]を崩すと共に、自分のマナ基盤を安定させることができたからだ。 | [[5CG]]や[[5CB]]などの[[多色デッキ]]が横行した[[ミラージュ・ブロック]]~[[テンペスト・ブロック]]期の[[スタンダード]]でも、よく[[サイドボード]]に採用された。対戦相手の[[多色地形]]を奪い[[マナ基盤]]を崩すと共に、自分のマナ基盤を安定させることができたからだ。 | ||
− | + | こちらでは[[知られざる楽園/Undiscovered Paradise]]を押し付けるか、アドバンテージの喪失を許容して[[基本土地]]を押し付けそれ以上に[[テンポ・アドバンテージ]]を得られる期待が大きかった。 | |
*時代を飛び越えて[[神河ブロック]]以降に亜種が相次いで登場した。[[秘儀]]版である[[変容する境界/Shifting Borders]]、同じ[[能力]]が[[CIP]]として[[誘発]]する[[ヴィダルケンの策謀者/Vedalken Plotter]]が作られている。これらは政略と違い[[アンコモン]]であり、時代の流れを感じさせる。 | *時代を飛び越えて[[神河ブロック]]以降に亜種が相次いで登場した。[[秘儀]]版である[[変容する境界/Shifting Borders]]、同じ[[能力]]が[[CIP]]として[[誘発]]する[[ヴィダルケンの策謀者/Vedalken Plotter]]が作られている。これらは政略と違い[[アンコモン]]であり、時代の流れを感じさせる。 |
2018年6月28日 (木) 06:49時点における版
Political Trickery / 政略 (2)(青)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールする土地1つと、対戦相手1人がコントロールする土地1つを対象とする。それらのコントロールを交換する。(この効果は永続する。)
単純に使うとアドバンテージを失う事に加え、対戦相手がよほど強力な基本でない土地をコントロールしている場合などでなければ利点がほとんど無い。 そして登場当初は露天鉱床/Strip Mineを筆頭とする土地破壊デッキのせいで基本でない土地があまり使われない環境であったため、カスレアに分類されるカードであった。
しかしカスレア化の原因だった露天鉱床が制限カードになって土地破壊デッキが衰退すると、カウンターポストが流行りだす。そのキーカードかつ強力な土地であるKjeldoran Outpostの奪い合いによく使用されたため一躍人気レアになった。 使用済みで手札に戻る予定のThawing Glaciersを対戦相手に押し付け、カード・アドバンテージの喪失をごまかす事ができたのも大きい。
5CGや5CBなどの多色デッキが横行したミラージュ・ブロック~テンペスト・ブロック期のスタンダードでも、よくサイドボードに採用された。対戦相手の多色地形を奪いマナ基盤を崩すと共に、自分のマナ基盤を安定させることができたからだ。 こちらでは知られざる楽園/Undiscovered Paradiseを押し付けるか、アドバンテージの喪失を許容して基本土地を押し付けそれ以上にテンポ・アドバンテージを得られる期待が大きかった。
- 時代を飛び越えて神河ブロック以降に亜種が相次いで登場した。秘儀版である変容する境界/Shifting Borders、同じ能力がCIPとして誘発するヴィダルケンの策謀者/Vedalken Plotterが作られている。これらは政略と違いアンコモンであり、時代の流れを感じさせる。
- フレイバー・テキストはマジックというゲームをメタフィクションしていると同時に呪文の効果にもマッチしており秀逸。
政治なんてゲームと同じ ――石を動かしたり、動かされたり―― ただ、その石がときどき血を流すの。― 終末を招く者、ショークー