Blacker Lotus
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(Vile Bile&破った後) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Blacker Lotus}} | {{#card:Blacker Lotus}} | ||
− | さらに1[[マナ]]得られるようになった[[Black Lotus]] | + | さらに1[[マナ]]得られるようになった[[Black Lotus]]。しかし、この[[カード]]自身を破るというとんでもない[[効果]]を要求される。 |
− | + | これをきちんとビリビリに破いて使った人は、ある意味勇者である。一応このカードも高値なのだ。 | |
*とある[[アングルード]]の使える非公認大会で、このカードを大量に集め、毎回ビリビリ破って使う[[補充]][[デッキ]]を使用した人がいるらしい。何とも豪気である。 | *とある[[アングルード]]の使える非公認大会で、このカードを大量に集め、毎回ビリビリ破って使う[[補充]][[デッキ]]を使用した人がいるらしい。何とも豪気である。 | ||
15行: | 15行: | ||
*[[精神隷属器/Mindslaver]]や[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取によって、[[対戦相手]]に自分のBlacker Lotusを破られそうになった場合、破られる前に投了し、破ることを阻止することができる。 | *[[精神隷属器/Mindslaver]]や[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取によって、[[対戦相手]]に自分のBlacker Lotusを破られそうになった場合、破られる前に投了し、破ることを阻止することができる。 | ||
*[[トーナメント]]において、カードを破ったことで[[デッキ]]が60枚未満になった場合、その[[ゲーム]]では不正にはならないが、次のゲームまでに[[サイドボード]]からカードを加え、デッキを60枚以上にしなければいけない。 | *[[トーナメント]]において、カードを破ったことで[[デッキ]]が60枚未満になった場合、その[[ゲーム]]では不正にはならないが、次のゲームまでに[[サイドボード]]からカードを加え、デッキを60枚以上にしなければいけない。 | ||
− | *Blacker Lotusの[[プロキシ]] | + | *Blacker Lotusの[[プロキシ]]として、本物のBlack Lotusの枠を黒のマジックペンで黒く塗ったもののみが認められている。それ以外を[[プロキシ]]にすることは認められていない。 |
− | * | + | *破った後のゴミはあなたが掃除する。リサイクルが奨励される。 |
===その他=== | ===その他=== | ||
*破くのは[[コスト]]ではなく[[効果]]だが、[[マナ能力]]なので[[対応して]][[手札]]に[[戻す|戻し]]たりはできない。 | *破くのは[[コスト]]ではなく[[効果]]だが、[[マナ能力]]なので[[対応して]][[手札]]に[[戻す|戻し]]たりはできない。 | ||
− | **だが、[[マジックの黄金律]] | + | **だが、[[マジックの黄金律]]「実行不可能な行動は無視する」を利用する手がある。このカードを何らかの方法で、どうやっても破れないほど頑丈に強化すれば、カードを破るというテキストは無視され、マナを加える次の行動に移るのである。 |
***オプショナルルール「スリーブに入っている場合、スリーブごと破る」を採用する場合、スリーブの裏に鉄板を仕込むなどが効果的。ただし[[マークド]]にならないよう、[[デッキ]]の全カードに仕込んでおくこと。 | ***オプショナルルール「スリーブに入っている場合、スリーブごと破る」を採用する場合、スリーブの裏に鉄板を仕込むなどが効果的。ただし[[マークド]]にならないよう、[[デッキ]]の全カードに仕込んでおくこと。 | ||
− | * | + | *[[アンヒンジド]]の[[Vile Bile]]に関する[http://mjmj.info/data/obsolete/faq_unh_j.html FAQ]では、スリーブはカードの一部であるとされているので、スリーブだけを破れば、このカード自体は破らずに使えるとも考えられるが、そのFAQはVile Bileに対してしか適用されないので、この方法は抜け道にならない。 |
+ | *破れなどのある[[カードの状態|プア]]のカードでも、カラースリーブに入れて他のカードと判別できなければゲームには使えるので、うまく破れば同じカードを使い回せる。 | ||
+ | **公式裁定でも、上記の通りリサイクルが奨励されている。ぜひともリサイクルしよう。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2009年1月21日 (水) 22:49時点における版
さらに1マナ得られるようになったBlack Lotus。しかし、このカード自身を破るというとんでもない効果を要求される。
これをきちんとビリビリに破いて使った人は、ある意味勇者である。一応このカードも高値なのだ。
ルール
公式裁定
Unglued Rulings Summary(相良守人訳)より引用。アングルードの裁定は基本的には冗談であることには留意すること。
- マジックに存在する色しか選べない。銀枠世界では5色とピンクと目の色すべてが該当する。また、オプショナル・ルールを適応させるのならば、ありとあらゆる色を選ぶことができる。
- スリーブに入っている場合は、破る前にBlacker Lotusをスリーブから出す。また、オプショナル・ルールとして「スリーブに入っている場合、スリーブごと破る」を適用してもよい。
- 精神隷属器/Mindslaverやコントロール奪取によって、対戦相手に自分のBlacker Lotusを破られそうになった場合、破られる前に投了し、破ることを阻止することができる。
- トーナメントにおいて、カードを破ったことでデッキが60枚未満になった場合、そのゲームでは不正にはならないが、次のゲームまでにサイドボードからカードを加え、デッキを60枚以上にしなければいけない。
- Blacker Lotusのプロキシとして、本物のBlack Lotusの枠を黒のマジックペンで黒く塗ったもののみが認められている。それ以外をプロキシにすることは認められていない。
- 破った後のゴミはあなたが掃除する。リサイクルが奨励される。
その他
- 破くのはコストではなく効果だが、マナ能力なので対応して手札に戻したりはできない。
- アンヒンジドのVile Bileに関するFAQでは、スリーブはカードの一部であるとされているので、スリーブだけを破れば、このカード自体は破らずに使えるとも考えられるが、そのFAQはVile Bileに対してしか適用されないので、この方法は抜け道にならない。
- 破れなどのあるプアのカードでも、カラースリーブに入れて他のカードと判別できなければゲームには使えるので、うまく破れば同じカードを使い回せる。
- 公式裁定でも、上記の通りリサイクルが奨励されている。ぜひともリサイクルしよう。