Invoke Prejudice
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(IDは変更されたもののGathererにデータは残っていることを確認) |
|||
8行: | 8行: | ||
*「[[召喚]]」の表記変更に伴う[[オラクル]]更新で、「召喚呪文」から「[[アーティファクト]]でないクリーチャー呪文」に変更された唯一の[[カード]]である(他のカードはアーティファクトも含むように変更された)。他の用語変更と合わせるため、2009年10月のオラクル更新で「アーティファクトでない」の条件は削除された。 | *「[[召喚]]」の表記変更に伴う[[オラクル]]更新で、「召喚呪文」から「[[アーティファクト]]でないクリーチャー呪文」に変更された唯一の[[カード]]である(他のカードはアーティファクトも含むように変更された)。他の用語変更と合わせるため、2009年10月のオラクル更新で「アーティファクトでない」の条件は削除された。 | ||
**[[Mark Gottlieb]]は、「アーティファクトでないクリーチャー呪文」に限定された理由を、決して共通の色を持たない無色カードに対して非常に強力であったためと推測している(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/58a&page=3 Late September 2009 Update Bulletin])。 | **[[Mark Gottlieb]]は、「アーティファクトでないクリーチャー呪文」に限定された理由を、決して共通の色を持たない無色カードに対して非常に強力であったためと推測している(→[http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/58a&page=3 Late September 2009 Update Bulletin])。 | ||
− | *[[2020年]]6月10日より、カードが人種差別的な内容だったとして、使用可能だった全[[フォーマット]]で[[禁止カード]]([[アンティ]]と同じく[[トーナメント]] | + | *[[2020年]]6月10日より、カードが人種差別的な内容だったとして、使用可能だった全[[フォーマット]]で[[禁止カード]]([[アンティ]]と同じく[[トーナメント]]で使用禁止)となる。特にこのカードは[[カード名]]や[[能力]]が差別的で、GathererIDの「1488」が[[Wikipedia:ja:14_Words|14 Words]]と[[Wikipedia:ja:ナチス式敬礼|ハイル・ヒトラー]]を連想させ、[[絵|イラスト]]も[[Wikipedia:ja:クー・クラックス・クラン|クー・クラックス・クラン]]に見えると、数え役満状態で槍玉に挙がっていた。 |
+ | **「1488」のIDは公式[[データベース]][[Gatherer]]からも抹消されたが、このカードのデータ自体はIDを「[http://gatherer.wizards.com/Pages/Card/Details.aspx?multiverseid=485302 485302]」へと変更した上で残されている。 | ||
==ルール== | ==ルール== |
2020年6月11日 (木) 12:08時点における版
Invoke Prejudice (青)(青)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
対戦相手1人が、あなたがコントロールするクリーチャーと共通する色を持たないクリーチャー呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが(X)を支払わないかぎり、その呪文を打ち消す。Xはそれのマナ総量である。
数少ないクァドラプルシンボル呪文の1つ。対戦相手は、こちらと違う色(正確には同じ色をもたない)のクリーチャーを出したければ、通常の倍の量だけマナを支払わなければならない。
出すことができればクリーチャー中心のデッキは展開力を大きく削減され、バウンスの効果も劇的になる。とはいえ、これ自体が4マナなので出すのにはそれなりに時間がかかる。特に色拘束の厳しさから、実質的に青単色デッキでなければ投入できないだろう。パーミッション系デッキの中盤以降の環境整備用といえる。
- こちらがノンクリーチャーまたは無色クリーチャーのみならば、相手のクリーチャーは常に追加マナを要求される。
- 「召喚」の表記変更に伴うオラクル更新で、「召喚呪文」から「アーティファクトでないクリーチャー呪文」に変更された唯一のカードである(他のカードはアーティファクトも含むように変更された)。他の用語変更と合わせるため、2009年10月のオラクル更新で「アーティファクトでない」の条件は削除された。
- Mark Gottliebは、「アーティファクトでないクリーチャー呪文」に限定された理由を、決して共通の色を持たない無色カードに対して非常に強力であったためと推測している(→Late September 2009 Update Bulletin)。
- 2020年6月10日より、カードが人種差別的な内容だったとして、使用可能だった全フォーマットで禁止カード(アンティと同じくトーナメントで使用禁止)となる。特にこのカードはカード名や能力が差別的で、GathererIDの「1488」が14 Wordsとハイル・ヒトラーを連想させ、イラストもクー・クラックス・クランに見えると、数え役満状態で槍玉に挙がっていた。
ルール
- 追加要求されるマナは「点数で見たマナ・コスト」分のマナなので、色は問わない。
- 追加マナは強制ではないので、対戦相手は支払わずに打ち消すことを選んでもよい。
- 追加マナを支払わなくても打ち消されるだけなので、「打ち消されない」クリーチャーならマナを支払わなくてもペナルティはない。