ルーンの光輪/Runed Halo
提供:MTG Wiki
(7人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Runed Halo}} | {{#card:Runed Halo}} | ||
− | 1種類の[[カード]]に対する[[プロテクション]]を[[ | + | 1種類の[[カード]]に対する[[プロテクション]]を[[あなた]]に与えるカード。 |
− | [[ | + | [[エンドカード]]が1種類に限定されている[[デッキ]]に対して使用すると非常に効果が高い。また、[[象牙の仮面/Ivory Mask]]や[[皇帝の仮面/Imperial Mask]]と異なり、[[クリーチャー]]からの[[戦闘ダメージ]]を防ぐことができる。逆に1種類しか指定できないので、複数種類の[[火力]]から身を守る使い方はできない。 |
− | + | [[地震/Earthquake]]や[[ハリケーン/Hurricane]]を指定すると、[[対戦相手]]だけにダメージを与えることができる。また、[[奈落の王/Lord of the Pit]]など[[ペナルティ能力|ペナルティ]]がダメージであるカードを指定することでペナルティを無視できる。 | |
− | + | [[シャドウムーア]]での登場当初はただの面白[[レア]]だと思われていたが、[[復讐の亜神/Demigod of Revenge]]などに1枚で対処できる点や、[[霧縛りの徒党/Mistbind Clique]]などの強力なカードを無力化できる点が[[メタゲーム]]の側面から評価され、主に[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック構築]]において使用された。その後[[2017年]]頃には[[モダン]]でもその強さが評価され始め、[[青白コントロール]]などに採用されるようになった。[[ヴァラクート]]や[[ストーム (デッキ)|けちストーム]]のようなこのカード1枚でほぼ完封できてしまうデッキが[[メタゲーム]]の上位に存在するため、[[サイドボード]]だけでなく、場合によっては[[メインデッキ]]から投入される場合もある。 | |
+ | |||
+ | *[[カード名]]の指定に関するルールは[[名前#名前の指定]]の項を参照。 | ||
+ | |||
+ | ==禁止指定== | ||
+ | [[2020年]]8月13日より、[[ブロール]]で[[禁止カード]]に指定された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/mtg-arena-state-game-august-2020-04 MTG Arena: State of the Game – August 2020]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034248/ MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年8月)](Magic Digital [[2020年]]8月4日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。禁止理由については解説されていないが、同じくブロールで禁止されている[[魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass]]と同様の理由で禁止されたものと思われる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references/> | ||
*[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:シャドウムーア]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[レア]] |
2021年9月14日 (火) 20:44時点における最新版
エンチャント
ルーンの光輪が戦場に出るに際し、カード名1つを選ぶ。
あなたはプロテクション(その選ばれたカード名)を持つ。(あなたはそのカード名を持つものの対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
1種類のカードに対するプロテクションをあなたに与えるカード。
エンドカードが1種類に限定されているデッキに対して使用すると非常に効果が高い。また、象牙の仮面/Ivory Maskや皇帝の仮面/Imperial Maskと異なり、クリーチャーからの戦闘ダメージを防ぐことができる。逆に1種類しか指定できないので、複数種類の火力から身を守る使い方はできない。
地震/Earthquakeやハリケーン/Hurricaneを指定すると、対戦相手だけにダメージを与えることができる。また、奈落の王/Lord of the Pitなどペナルティがダメージであるカードを指定することでペナルティを無視できる。
シャドウムーアでの登場当初はただの面白レアだと思われていたが、復讐の亜神/Demigod of Revengeなどに1枚で対処できる点や、霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueなどの強力なカードを無力化できる点がメタゲームの側面から評価され、主にローウィン=シャドウムーア・ブロック構築において使用された。その後2017年頃にはモダンでもその強さが評価され始め、青白コントロールなどに採用されるようになった。ヴァラクートやけちストームのようなこのカード1枚でほぼ完封できてしまうデッキがメタゲームの上位に存在するため、サイドボードだけでなく、場合によってはメインデッキから投入される場合もある。
[編集] 禁止指定
2020年8月13日より、ブロールで禁止カードに指定された[1]。禁止理由については解説されていないが、同じくブロールで禁止されている魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglassと同様の理由で禁止されたものと思われる。
[編集] 参考
- ↑ MTG Arena: State of the Game – August 2020/MTGアリーナ:ゲーム更新情報(2020年8月)(Magic Digital 2020年8月4日 Wizards of the Coast著)