剃刀鞭の人体改造機/Razorlash Transmogrant
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(グリクシスミッドレンジのサイドに採用されることに触れつつ、大幅に加筆) |
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2023年3月5日 (日) 21:02時点における最新版
Razorlash Transmogrant / 剃刀鞭の人体改造機 (2)
アーティファクト クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
アーティファクト クリーチャー — ゾンビ(Zombie)
剃刀鞭の人体改造機ではブロックできない。
(4)(黒)(黒):あなたの墓地にある剃刀鞭の人体改造機を+1/+1カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻す。対戦相手1人が基本でない4つ以上の土地をコントロールしているなら、この能力を起動するためのコストは(4)少なくなる。
ブロック制限を持つが、強化されて墓地から戦場に戻る起動型能力を持つゾンビ。
リアニメイトはそのままだと6マナと重いが、対戦相手が基本でない土地を4つ以上コントロールしていると2マナと一気に軽くなる多色デッキへの対策カード。
マナ以外のリソースを用いずに何度でも戦場に戻ることができるため追放除去を持たない相手に対して攻勢をかけ続けることができる。インスタント・タイミングで起動できるためインスタントを構えながらリアニメイトのタイミングを伺うこともでき、柔軟性が高い。
一方、ブロッカーとして使えないうえにタフネスも低いためクリーチャー戦を主体とするデッキとの戦いでは弱みが出やすい。特に前者の性質は後攻の時は致命的である。基本的には除去を主体とするデッキに対して用い、リソース勝負を有利に進めるためのカードと言えるだろう。
登場時のスタンダードでは主にグリクシス・ミッドレンジのサイドボードに採用される。同デッキは除去の枚数こそ多いものの追放除去を採用していることが少なく、さらに3色デッキであるためミラーマッチで高い効果を発揮する。ただし、墓地に送るのが早すぎると起動できないまま死体鑑定士/Corpse Appraiserに追放されることがあるので注意したい。
- 墓地から戦場に戻れるカードの常として自分から捨てる手段と相性が良い。スタンダードで同居する鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerやヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilはカードパワーが高いだけでなくちょうど3マナである点も好都合。相手が土地によるマナ加速をするのでなければリアニメイトは最速4ターン目となるため後者はマナカーブも噛み合うからである。
- 登場時のスタンダードで同居するしつこい負け犬/Tenacious Underdogとはマナ・コスト2マナで4ターン目からリアニメイト可能という性質が被っている。ドローもでき、リアニメイトしなければブロック可能な点ではあちらが優れているが、相手ターン中は墓地に戻ってしまうため死体鑑定士/Corpse Appraiserに弱い。