死者の眠り/Sleep of the Dead

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「{{#card:Sleep of the Dead}} {{未評価|テーロス還魂記}} ==参考== *カード個別評価:テーロス還魂記 - コモン」)
 
 
(1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Sleep of the Dead}}
 
{{#card:Sleep of the Dead}}
  
{{未評価|テーロス還魂記}}
+
[[ソーサリー]]だが、代わりに[[脱出]]が付いた[[身柄拘束/Take into Custody]]。[[墓地]]と[[マナ]]が十分にあれば、一気に複数回[[唱える|唱えて]][[霜のブレス/Frost Breath]]のように使うこともできる。
 +
 
 +
この手の[[カード]]は一時的に[[テンポ・アドバンテージ]]を取るだけの使い捨てになりがちだが、これは安定した再利用のめどさえ立てば[[タッパー]]のような継続的[[ロック]]力も発揮しうる。しかしそこまで持ち込むには、唱えるたびに墓地3枚というのがそれなりに[[重い]][[コスト]]であり、[[水没した秘密/Drowned Secrets]]のような墓地[[肥やす|肥やし]]エンジンを擁する[[デッキ]]での運用が望ましい。
 +
 
 +
[[リミテッド]]では[[威厳ある存在/Commanding Presence]]や[[圧倒的洞察/Staggering Insight]]を[[つける|つけた]][[クリーチャー]]の[[攻撃]]を数回通させて優勢をもぎ取りたいところ。また、[[高波の神秘家/Towering-Wave Mystic]]の攻撃を通すのに用いれば、[[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]を[[削る|削って]]これの脱出コストを確保し、また攻撃を通してという繰り返し戦術が可能。
 +
 
 +
*死者の眠りというと、通常は英語でも日本語でも「永眠」の意味だが、[[死の国/The Underworld]]が存在する[[テーロス/Theros]]では文字通り死者が睡眠を取ることがあるようだ。{{Gatherer|id=476317}}には、魔法で三つの頭をすべて眠らされた[[ケルベロス/Cerberus]]が描かれている。
 +
**モチーフはギリシャ神話の冥府の番犬[[Wikipedia:ja:ケルベロス|ケルベロス]]だろう。通常は三つの頭が交代で眠るが、[[Wikipedia:ja:オルペウス|オルペウス]]の竪琴や、[[Wikipedia:ja:シビュラ#クマエのシビュラ|クマエのシビュラ]]の眠り薬によってすべての頭が眠らされたこともある。
 +
{{フレイバーテキスト|普通なら、ケルベロスの頭は同時に一つしか眠らない。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[コモン]]

2020年2月3日 (月) 15:01時点における最新版


Sleep of the Dead / 死者の眠り (青)
ソーサリー

クリーチャー1体を対象とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
脱出 ― (2)(青),あなたの墓地から他のカード3枚を追放する。(あなたはあなたの墓地から、このカードをこれの脱出コストで唱えてもよい。)


ソーサリーだが、代わりに脱出が付いた身柄拘束/Take into Custody墓地マナが十分にあれば、一気に複数回唱えて霜のブレス/Frost Breathのように使うこともできる。

この手のカードは一時的にテンポ・アドバンテージを取るだけの使い捨てになりがちだが、これは安定した再利用のめどさえ立てばタッパーのような継続的ロック力も発揮しうる。しかしそこまで持ち込むには、唱えるたびに墓地3枚というのがそれなりに重いコストであり、水没した秘密/Drowned Secretsのような墓地肥やしエンジンを擁するデッキでの運用が望ましい。

リミテッドでは威厳ある存在/Commanding Presence圧倒的洞察/Staggering Insightつけたクリーチャー攻撃を数回通させて優勢をもぎ取りたいところ。また、高波の神秘家/Towering-Wave Mysticの攻撃を通すのに用いれば、自分ライブラリー削ってこれの脱出コストを確保し、また攻撃を通してという繰り返し戦術が可能。

普通なら、ケルベロスの頭は同時に一つしか眠らない。

[編集] 参考

QR Code.gif