食物連鎖/Food Chain
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− | + | 繰り返し使えるためメタモルフォーゼよりも断然使いやすくなっている。登場当時の[[スタンダード]]では[[スカイシュラウドの切断獣/Skyshroud Cutter]]などの[[代替コスト]]を用いて大幅な[[マナ加速]]を狙う程度の使われ方であったが、より広い[[カードプール]]を持つ[[フォーマット]]ではいくつかの[[デッキ]]の[[キーカード]]として結果を出している。 | |
− | [[ | + | [[エクステンデッド]]において、[[ゴブヴァンテージ]]に組み込まれて亜種の[[食物連鎖ゴブリン]]を生んだほか、[[ターボ明神]]の[[キーカード]]にもなった。[[アヴァシンの帰還]]で登場した、追放[[領域]]から唱えられる[[霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin]]とは2枚で[[無限コンボ]]となるため、[[レガシー]]にはそれを軸とした[[食物連鎖|食物連鎖デッキ]]が存在する。また[[統率者戦]]の[[カーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kher]]を[[統率者]]にしたデッキでは事実上の1枚無限コンボになるためほぼ確実に採用される。他の統率者でも、[[永遠の災い魔/Eternal Scourge]]や[[不死身、スクイー/Squee, the Immortal]]と合わせた無限コンボに使われることがある。 |
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+ | *[[メルカディアン・マスクス]]収録時の日本語版[[ルール文章]]では分かりにくいが、一度に出るマナの[[色]]は1色である。複数色の組み合わせはできない。[[ダブルマスターズ2022]]での[[再録]]時には明文化されている。 | ||
+ | *[[トークン]]も追放してマナに変換できる。[[コピー]]でないトークンの[[マナ総量]]は0なので出るのは1マナだけだが、[[錯乱した隠遁者/Deranged Hermit]]などで大量のトークンを生み出せばなかなかの量になる。 | ||
+ | *この能力はマナ能力であり[[スタック]]に置かれない。 | ||
+ | *[[クリーチャー]]を[[生け贄に捧げる]]のではなく[[追放]]する点がメタモルフォーゼとは異なる。 | ||
+ | **生け贄だったならば、[[ウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolk]]で簡単に[[無限コンボ]]が成立してしまう。現在でこそ霧虚ろのグリフィンで同様のことができるとはいえ、当時にこのコンボは危険と判断されたのであろう。 | ||
+ | *一回り[[重い]]クリーチャーを呼び出せるという点では[[出産の殻/Birthing Pod]]も[[リメイク]]の一種と言える。 | ||
+ | *ダブルマスターズ2022版の{{Gatherer|id=573908}}には[[飢餓ハイドラ/Hungering Hydra]]({{Gatherer|id=484060}})と思しき[[ハイドラ]]が描かれている。どちらも[[アーティスト]]は[[Daarken]]氏。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2023年#Now on VHS!|Secret Lair Drop Series: Now on VHS!]] |
2023年8月29日 (火) 20:44時点における最新版
Food Chain / 食物連鎖 (2)(緑)
エンチャント
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャー1体を追放する:好きな色1色のマナX点を加える。Xは、追放されたクリーチャーのマナ総量に1を加えた点数に等しい。このマナは、クリーチャー呪文を唱えるためにしか支払えない。
メタモルフォーゼ/Metamorphosisのリメイク的エンチャント。繰り返し使えるようになった代わりに生け贄ではなく追放するようになった。
繰り返し使えるためメタモルフォーゼよりも断然使いやすくなっている。登場当時のスタンダードではスカイシュラウドの切断獣/Skyshroud Cutterなどの代替コストを用いて大幅なマナ加速を狙う程度の使われ方であったが、より広いカードプールを持つフォーマットではいくつかのデッキのキーカードとして結果を出している。
エクステンデッドにおいて、ゴブヴァンテージに組み込まれて亜種の食物連鎖ゴブリンを生んだほか、ターボ明神のキーカードにもなった。アヴァシンの帰還で登場した、追放領域から唱えられる霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffinとは2枚で無限コンボとなるため、レガシーにはそれを軸とした食物連鎖デッキが存在する。また統率者戦のカーの空奪い、プローシュ/Prossh, Skyraider of Kherを統率者にしたデッキでは事実上の1枚無限コンボになるためほぼ確実に採用される。他の統率者でも、永遠の災い魔/Eternal Scourgeや不死身、スクイー/Squee, the Immortalと合わせた無限コンボに使われることがある。
- メルカディアン・マスクス収録時の日本語版ルール文章では分かりにくいが、一度に出るマナの色は1色である。複数色の組み合わせはできない。ダブルマスターズ2022での再録時には明文化されている。
- トークンも追放してマナに変換できる。コピーでないトークンのマナ総量は0なので出るのは1マナだけだが、錯乱した隠遁者/Deranged Hermitなどで大量のトークンを生み出せばなかなかの量になる。
- この能力はマナ能力でありスタックに置かれない。
- クリーチャーを生け贄に捧げるのではなく追放する点がメタモルフォーゼとは異なる。
- 生け贄だったならば、ウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolkで簡単に無限コンボが成立してしまう。現在でこそ霧虚ろのグリフィンで同様のことができるとはいえ、当時にこのコンボは危険と判断されたのであろう。
- 一回り重いクリーチャーを呼び出せるという点では出産の殻/Birthing Podもリメイクの一種と言える。
- ダブルマスターズ2022版のイラストには飢餓ハイドラ/Hungering Hydra(イラスト)と思しきハイドラが描かれている。どちらもアーティストはDaarken氏。