劇作家の人形/Dramatist's Puppet
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− | もちろん[[+1/+1カウンター]]の操作にも使用できる。単純にクリーチャーの[[強化]] | + | もちろん[[+1/+1カウンター]]の操作にも使用できる。単純にクリーチャーの[[強化]]に使うだけならばもっと優れた性能のライバルが多いが、[[対戦相手]]の[[改善]]されたクリーチャーを未改善状態に戻すことで[[蜂起軍の無法者/Upriser Renegade]]を弱体化させたりすることもできる。 |
*同じ[[ETB]][[能力]]を持つカードとして、過去に[[採石場の運び屋/Quarry Hauler]]が存在した。 | *同じ[[ETB]][[能力]]を持つカードとして、過去に[[採石場の運び屋/Quarry Hauler]]が存在した。 | ||
+ | *{{Gatherer|id=550082}}の人形は[[永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjo]]をかたどった物。かつて[[大口縄/O-Kagachi]]にとっての[[神性カウンター]]に相当する[[奪われし御物/That Which Was Taken]]を盗み取った人物である事を表現した[[ETB]]能力なのだろう。尤も、このカードの能力はカウンターを取り除くだけで自分に移す事はできないし、そもそも神聖カウンターを奪っても[[破壊不能]]は得られないので、ゲーム上で再現する事はできない。その点まで含んだ意味での[[フレーバー・テキスト]]なのかもしれない。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|「物語が面白ければ、それが実話かどうかなんて関係ないのさ。」――都和市の大道芸人、心||劇作家の人形/Dramatist's Puppet}} | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
*[[対象]]を取ることは強制である。カウンター操作を行いたくない場合はカウンターの置かれていないパーマネントを対象にするとよい。 | *[[対象]]を取ることは強制である。カウンター操作を行いたくない場合はカウンターの置かれていないパーマネントを対象にするとよい。 | ||
*カウンターを加えるか取り除くかは、[[能力]]の[[解決]]中に選ぶ。そのパーマネントに複数種類のカウンターが置かれている場合、種類ごとに加えるか取り除くかを変えてよい。 | *カウンターを加えるか取り除くかは、[[能力]]の[[解決]]中に選ぶ。そのパーマネントに複数種類のカウンターが置かれている場合、種類ごとに加えるか取り除くかを変えてよい。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:神河:輝ける世界]] - [[コモン]] |
2025年1月29日 (水) 00:11時点における版
Dramatist's Puppet / 劇作家の人形 (4)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
劇作家の人形が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。それの上にあるカウンター1種類につきそれぞれ、その種類のカウンターをそれの上にもう1個置くかそれの上から1個取り除く。
2/4リミテッドでは主に英雄譚の伝承カウンターが狙い目となる。神河:輝ける世界の英雄譚の第2面は挙動が遅いぶんマナ・コストに対する性能が高いというデザインになっているため、1ターン早く変身できることによる盤面への影響は大きい。逆に語られざるものの警告/Behold the UnspeakableなどII章の能力が強い英雄譚ならば、カウンターを取り除いて章能力を再利用するのも良いだろう。英雄譚を多く採用するデッキならば1枚挿しておくと安定性がそれなりに向上する。
もちろん+1/+1カウンターの操作にも使用できる。単純にクリーチャーの強化に使うだけならばもっと優れた性能のライバルが多いが、対戦相手の改善されたクリーチャーを未改善状態に戻すことで蜂起軍の無法者/Upriser Renegadeを弱体化させたりすることもできる。
- 同じETB能力を持つカードとして、過去に採石場の運び屋/Quarry Haulerが存在した。
- イラストの人形は永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjoをかたどった物。かつて大口縄/O-Kagachiにとっての神性カウンターに相当する奪われし御物/That Which Was Takenを盗み取った人物である事を表現したETB能力なのだろう。尤も、このカードの能力はカウンターを取り除くだけで自分に移す事はできないし、そもそも神聖カウンターを奪っても破壊不能は得られないので、ゲーム上で再現する事はできない。その点まで含んだ意味でのフレーバー・テキストなのかもしれない。
「物語が面白ければ、それが実話かどうかなんて関係ないのさ。」――都和市の大道芸人、心(出典:劇作家の人形/Dramatist's Puppet)
ルール
- 対象を取ることは強制である。カウンター操作を行いたくない場合はカウンターの置かれていないパーマネントを対象にするとよい。