マネドリ/Mockingbird

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
3行: 3行:
 
[[唱える]]ために[[支払]]った[[マナ]]以下の[[マナ総量]]を持つ[[クリーチャー]]を、[[鳥]]であり[[飛行]]を持つことを除き[[コピー]]する鳥・[[バード]]。
 
[[唱える]]ために[[支払]]った[[マナ]]以下の[[マナ総量]]を持つ[[クリーチャー]]を、[[鳥]]であり[[飛行]]を持つことを除き[[コピー]]する鳥・[[バード]]。
  
近年の[[コピーカード]]としては珍しく[[対戦相手]]のクリーチャーをコピーでき、飛行も付与することもできるがコピー元と同じ量のマナが必要。基準は[[X]]ではなく支払ったマナの点数のため、後手でも後れを取ることなくコピーできるのは有難い。
+
近年の[[コピーカード]]としては珍しく[[対戦相手]]のクリーチャーをコピーできる上、[[マナ・コスト]]が一定でなくコピー先と同じ量のマナを要求するのが特徴的。[[クローン/Clone]]の亜種は概ね4マナのおまけつき、コピー先を自分の[[クリーチャー]]に限定するものでは3マナが相場であり、軽量クリーチャーをコピーする際に[[テンポ]]を失わなくなっているのは強力。基準は[[X]]ではなく支払ったマナの点数のため後手でも後れを取ることなく相手クリーチャーをコピーでき、むしろ飛行を付与するぶんコピー元より格段に強力な性能を発揮する。
  
*[[空飛ぶ男/Flying Men]]の[[上位互換]]。
+
[[モダン]]や[[レガシー]]には1-2マナで優秀な能力や[[サイズ]]を備えたクリーチャーが多く、それらを水増しあるいは逆に利用する手段としてこのカードもしばしば採用される。
 +
 
 +
*[[戦場]]に出る際に他のクリーチャーをコピーしないことも適正であり、その場合は1/1の飛行持ちクリーチャーとして場に出る。
 +
**ひいては[[空飛ぶ男/Flying Men]]の[[上位互換]]。
 
*Mockingbirdは実在する鳥の種類であり、他の種類の鳥や虫の鳴き真似をする習性で知られる。{{Gatherer|id=670718}}の特徴からモチーフは北米で見られるマネシツグミ/Northern Mockingbirdと思われる。
 
*Mockingbirdは実在する鳥の種類であり、他の種類の鳥や虫の鳴き真似をする習性で知られる。{{Gatherer|id=670718}}の特徴からモチーフは北米で見られるマネシツグミ/Northern Mockingbirdと思われる。
  
13行: 16行:
 
*能力の基本的なルールは[[クローン/Clone#ルール]]を参照。
 
*能力の基本的なルールは[[クローン/Clone#ルール]]を参照。
 
*他の[[タイプ]]に加えて鳥であり飛行を持つことは、コピー効果の一部のため[[コピー可能な値]]になる。
 
*他の[[タイプ]]に加えて鳥であり飛行を持つことは、コピー効果の一部のため[[コピー可能な値]]になる。
*コピー能力は、マネドリを唱えるために支払ったすべてのマナを数える。Xに支払ったマナだけではない。これを唱えるのに何らかの[[追加コスト]]が掛かるなら、そのコストを支払うためのマナも数える。
+
*コピー能力は、マネドリを唱えるために支払ったすべてのマナを数える。Xに支払ったマナだけではない。これを唱えるのに何らかの[[追加コスト]]が課せられていたり[[コスト増加カード]]の影響を受けているなら、そのコストを支払うためのマナも数える。
 
*[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]や[[忌まわしい守護獣、ハグス/Hugs, Grisly Guardian]]のような、[[マナ・コスト]]のXを参照するクリーチャーをコピーしても、コピーで得た能力のXはマネドリを唱える際に指定されたXを参照することはなく0として扱われる({{CR|107.3j}})。
 
*[[キヅタの精霊/Ivy Elemental]]や[[忌まわしい守護獣、ハグス/Hugs, Grisly Guardian]]のような、[[マナ・コスト]]のXを参照するクリーチャーをコピーしても、コピーで得た能力のXはマネドリを唱える際に指定されたXを参照することはなく0として扱われる({{CR|107.3j}})。
*マネドリが唱えられることなく[[戦場に出る]]場合、コピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。[[スタック]]上のマネドリがコピーされた場合も、コピーを唱えるためにマナは支払われていないのでコピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。
+
*マネドリが唱えられることなく[[戦場に出る]]場合、コピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。[[スタック]]上のマネドリがコピーされた場合も、そのコピーは唱えられていないのでコピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://note.com/testing_urborg/n/ncd07825efc56 《マネドリ/Mockingbird》]([[2024年]]8月5日 [[中村貴宣]]) - レベル3認定ジャッジによるルール面の解説
 
*[[カード個別評価:ブルームバロウ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ブルームバロウ]] - [[レア]]

2024年8月29日 (木) 04:29時点における最新版


Mockingbird / マネドリ (X)(青)
クリーチャー — 鳥(Bird) バード(Bard)

飛行
あなたは、マネドリを、他のタイプに加えて鳥(Bird)であり飛行を持つことを除き、戦場にありマナ総量がマネドリを唱えるために支払ったマナの点数以下であるクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。

1/1

唱えるために支払ったマナ以下のマナ総量を持つクリーチャーを、であり飛行を持つことを除きコピーする鳥・バード

近年のコピーカードとしては珍しく対戦相手のクリーチャーをコピーできる上、マナ・コストが一定でなくコピー先と同じ量のマナを要求するのが特徴的。クローン/Cloneの亜種は概ね4マナのおまけつき、コピー先を自分のクリーチャーに限定するものでは3マナが相場であり、軽量クリーチャーをコピーする際にテンポを失わなくなっているのは強力。基準はXではなく支払ったマナの点数のため後手でも後れを取ることなく相手クリーチャーをコピーでき、むしろ飛行を付与するぶんコピー元より格段に強力な性能を発揮する。

モダンレガシーには1-2マナで優秀な能力やサイズを備えたクリーチャーが多く、それらを水増しあるいは逆に利用する手段としてこのカードもしばしば採用される。

  • 戦場に出る際に他のクリーチャーをコピーしないことも適正であり、その場合は1/1の飛行持ちクリーチャーとして場に出る。
  • Mockingbirdは実在する鳥の種類であり、他の種類の鳥や虫の鳴き真似をする習性で知られる。イラストの特徴からモチーフは北米で見られるマネシツグミ/Northern Mockingbirdと思われる。
未評価カードです
このカード「マネドリ/Mockingbird」はまだカード個別の評価が行われていません。評価の執筆をして下さる方を求めています。
  • 評価を追加する前に、必ずMTG Wiki:利用者への呼びかけを熟読してください。
  • 「酷評のみ」、または「極端に短い文章だけ」や「見たままを書いただけ」の評価は禁止されています。
  • 各種用語(「クリーチャー」「除去」など(詳しくは用語集を参照))には[[]]でリンクを張ってください。自動では付きません。同じ語は貼らなくてもかまいません。
  • 評価を追加した後は、このテンプレートは削除しておいてください。

[編集] ルール

  • 能力の基本的なルールはクローン/Clone#ルールを参照。
  • 他のタイプに加えて鳥であり飛行を持つことは、コピー効果の一部のためコピー可能な値になる。
  • コピー能力は、マネドリを唱えるために支払ったすべてのマナを数える。Xに支払ったマナだけではない。これを唱えるのに何らかの追加コストが課せられていたりコスト増加カードの影響を受けているなら、そのコストを支払うためのマナも数える。
  • キヅタの精霊/Ivy Elemental忌まわしい守護獣、ハグス/Hugs, Grisly Guardianのような、マナ・コストのXを参照するクリーチャーをコピーしても、コピーで得た能力のXはマネドリを唱える際に指定されたXを参照することはなく0として扱われる(CR:107.3j)。
  • マネドリが唱えられることなく戦場に出る場合、コピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。スタック上のマネドリがコピーされた場合も、そのコピーは唱えられていないのでコピーできるのはマナ総量が0のクリーチャーだけである。

[編集] 参考

QR Code.gif