スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
(→参考) |
|||
| （15人の利用者による、間の22版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Sphinx's Revelation}} | {{#card:Sphinx's Revelation}} | ||
| − | + | [[X回復]]＋[[Xドロー]]の[[インスタント]]。[[対象]]を選べず[[あなた|自分]]限定である点で差異はあるが、[[純白の秘薬/Alabaster Potion]]の[[回復]][[モード]]＋[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]という感じか。 | |
| + | |||
| + | 膨大な[[ハンド・アドバンテージ]]＋[[ライフ・アドバンテージ]]を1枚で同時に得られるため、[[引く|ドロー]][[呪文]]にとって鬼門である「[[引く|引い]]た[[カード]]を使う前に[[ライフ]]を[[削る|削り]]切られる」と言う展開を避けやすく、低速[[コントロール (デッキ)|コントロール・デッキ]]にうってつけ。いわゆる[[火種]]部分に([[白マナ|白]])([[青マナ|青]])(青)と3[[マナ]]も食ううえ[[色拘束]]も厳しいが、ある程度のXの値で[[唱える]]ことになるので、結果的に色拘束はそれほど厳しいものではない。唱えるまで耐えられる構造にする必要があるために[[デッキ]]を選ぶカードではあるものの、有効活用できたときの見返りは大きい。 | ||
| + | |||
| + | 他の[[Xドロー]]呪文と比べライフゲインによる時間稼ぎ効果の存在がかなり大きく、生き延びさえすれば大量ドローの連鎖で圧倒的アドバンテージ差をつけることができるため、これを4枚投入したヘビーコントロールが[[プロツアー「ギルド門侵犯」]]等で一大勢力を築くこととなった。 | ||
| + | |||
| + | *[[ラクドスの復活/Rakdos's Return]]と対になっているような[[効果]]だが、インスタントであるためか、1マナ[[重い]]。 | ||
| + | *火種2マナのソーサリーにするかどうか調整最終段階まで意見が分かれたとのこと（プロツアー「ギルド門侵犯」動画配信中のカードトリビアより）。 | ||
| + | *[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]に代々伝わる神聖術なのか、後に登場したアゾリウスの[[パルンズ/Paruns|創始者]]、[[法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringer]]はこの呪文そのものの[[能力]]を持つ。 | ||
| + | *[[モダンホライゾン3統率者デッキ]]では日本語版はrevelationの訳が異なっているため分かり難いが、[[クリーチャー]]版の[[天啓のスフィンクス/Sphinx of the Revelation]]が登場。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
| − | *[http:// | + | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/top-decks/four-riddles-revealed-2012-09-12 Four Riddles Revealed]（Top Decks 2012年9月13日 文:[[Mike Flores]]） |
| + | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0031023/ 金のように]（Making Magic 2018年9月4日） | ||
| + | *[[マナ・コストにXを含むカード一覧]] | ||
*[[カード個別評価：ラヴニカへの回帰]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価：ラヴニカへの回帰]] - [[神話レア]] | ||
| + | *[[カード個別評価：ラヴニカ・リマスター]] - [[レア]] | ||
| + | *[[カード個別評価：モダンマスターズ2017]] - [[神話レア]] | ||
| + | *[[カード個別評価：アモンケットリマスター]] - [[神話レア]] | ||
2024年6月29日 (土) 10:36時点における最新版
X回復＋Xドローのインスタント。対象を選べず自分限定である点で差異はあるが、純白の秘薬/Alabaster Potionの回復モード＋天才のひらめき/Stroke of Geniusという感じか。
膨大なハンド・アドバンテージ＋ライフ・アドバンテージを1枚で同時に得られるため、ドロー呪文にとって鬼門である「引いたカードを使う前にライフを削り切られる」と言う展開を避けやすく、低速コントロール・デッキにうってつけ。いわゆる火種部分に(白)(青)(青)と3マナも食ううえ色拘束も厳しいが、ある程度のXの値で唱えることになるので、結果的に色拘束はそれほど厳しいものではない。唱えるまで耐えられる構造にする必要があるためにデッキを選ぶカードではあるものの、有効活用できたときの見返りは大きい。
他のXドロー呪文と比べライフゲインによる時間稼ぎ効果の存在がかなり大きく、生き延びさえすれば大量ドローの連鎖で圧倒的アドバンテージ差をつけることができるため、これを4枚投入したヘビーコントロールがプロツアー「ギルド門侵犯」等で一大勢力を築くこととなった。
- ラクドスの復活/Rakdos's Returnと対になっているような効果だが、インスタントであるためか、1マナ重い。
- 火種2マナのソーサリーにするかどうか調整最終段階まで意見が分かれたとのこと（プロツアー「ギルド門侵犯」動画配信中のカードトリビアより）。
- アゾリウス評議会/The Azorius Senateに代々伝わる神聖術なのか、後に登場したアゾリウスの創始者、法をもたらす者、アゾール/Azor, the Lawbringerはこの呪文そのものの能力を持つ。
- モダンホライゾン3統率者デッキでは日本語版はrevelationの訳が異なっているため分かり難いが、クリーチャー版の天啓のスフィンクス/Sphinx of the Revelationが登場。
[編集] 参考
- Four Riddles Revealed（Top Decks 2012年9月13日 文:Mike Flores）
- 金のように（Making Magic 2018年9月4日）
- マナ・コストにXを含むカード一覧
- カード個別評価：ラヴニカへの回帰 - 神話レア
- カード個別評価：ラヴニカ・リマスター - レア
- カード個別評価：モダンマスターズ2017 - 神話レア
- カード個別評価：アモンケットリマスター - 神話レア
