運命の扉/Door of Destinies
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+ | *例によって、マイナークリーチャー・タイプのタイプ的デッキの強い味方。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:モーニングタイド]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:モーニングタイド]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2024年#Featuring: Phoebe Wahl|Secret Lair Drop Series: Featuring: Phoebe Wahl]] |
2024年6月18日 (火) 08:38時点における最新版
Door of Destinies / 運命の扉 (4)
アーティファクト
アーティファクト
運命の扉が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。
あなたが選ばれたタイプの呪文を唱えるたび、運命の扉の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
あなたがコントロールする選ばれたタイプのクリーチャーは、運命の扉の上に置かれた蓄積カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
選んだクリーチャー・タイプのクリーチャーを強化するアーティファクト。
近い目的のカードに共同の功績/Shared Triumphがあるが、それと比較すると、色を選ばず、+2/+2以上の修整も見込める点が優秀。しかし4マナとやや重く、また出してすぐには修整が付かない。
これを使うならタイプ的ウィニーのようなデッキが向いているが、そういったデッキでは4マナの捻出はかなりの骨。これを出した後にどれだけ後続を唱えられるかも問題になる。全体修整という能力が各種ロードたちと被っており、自身も戦闘に参加できる彼らの方が採用されやすい。
各種ロード・クリーチャーにない強みとしては、除去に耐性がある点と、カードの組み合わせ次第で大きな強化を望める点が挙げられる。特に、暴走するヌー/Stampeding Wildebeestsなどに代表される「自力で手札に戻れるクリーチャー」や、戦隊の鷹/Squadron Hawkのように「後続を自前で調達できるクリーチャー」とは好相性。また、エネルギー室/Energy Chamberや増殖などを利用して直接蓄積カウンターを置くのも有効。
クリーチャー同士の殴り合いが中心のリミテッドでは、クリーチャー・タイプの揃い具合にもよるが、複数体に修整を与えられる能力は強力である。意図的にクリーチャー・タイプを揃えやすいドラフトでは積極的にピックできる。
- 例によって、マイナークリーチャー・タイプのタイプ的デッキの強い味方。
- モーニングタイドのプレリリース・トーナメントで貰えるプレリリース・カード[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Morningtide Prerelease Card(Arcana 2008年1月17日 Wizards of the Coast著)